お天気の良い日だったので、原宿から表参道へぶらぶら歩き、神保シェフの「HATAKE AOYAMA」へランチを食べにいってきました。
原宿はポップコーンや、パンケーキが大人気で女の子が長蛇の列を作っていました。
一方では、チラシを配って集客しているパンケーキ屋さんも。一時人気が出て従業員を増やしても、しばらくするとお客さまが急に減り経営危機に陥るなんてこともありますので、経営者にとっては人気が出過ぎることも課題です。
神保シェフと初めてお会いしたのは4年前です。学校給食甲子園で優勝された栄養士の先生の指導をされたと伺って、野菜や食育に詳しい神保シェフへセミナー講師のお願いにいきました。
今だから言えますが。。。当時のお店に伺ったときは薄暗い感じがありました、でも何度か足を運ぶ度に、お店のお客さまの数は増えていて、今日伺ったらお店は満席。お料理はキラキラする程美しく、ヘルシーでボリュームもあり、夫も大満足していました。
いろいろ神保シェフが工夫されている点があると思いますが、一番は野菜の魔術師と呼ばれ、従来のイタリアンではあまり聞かない「江戸東京野菜」「茨城野菜」等、珍しくて美味しいお野菜を料理に取り入れた事だと思います。ご実家が茨城県で農業と漁業を営んでいた神保シェフにとっては当たり前のことかもしれませんが、野菜の魔術師としてテレビに紹介され、神保シェフは自分の強みを生かした料理を提供していることとで成功されました。
飲み物にも、お野菜やフルーツを使ったり、リーズナブルなのに決して妥協しないグレードです。
先日読んだ週刊ホテレスさんの記事によると、客足が遠のいた店舗で、最初に試みるべきなのは、「マッチング」なんだそうです。
有能な経営者・シェフは日夜、自分の強み(バックグラウンドや好きなもの)を生かして、お料理を作ることにこだわり、マッチングで成功するそうです。今の日本はどこに行っても同じものが溢れています。ここにしかないオリジナルな料理を作る事が、お客さまを惹き付ける事に繫がるのですね。
興味をもたれた方は、ぜひ神保シェフのお料理を食べに行ってくださいね。私は都内で野菜を食べるなら、こちらのお店がお勧めです!