5月5日は「端午の節句」爽やかな青空に、こいのぼりが優雅に泳ぐ季節になりました。
「端午の節句」は奈良・平安時代、邪気を祓い延命を祈願する宮中の節句行事でした。
その後、江戸時代に五節句の一つに定められ、男の子が強くたくましく成長して立身出世することを願う行事として一般化し、盛んに行われるようになったようです。
そして、「端午の節句」に菖蒲を入れたお酒を飲み、ちまきや柏餅を食べるようになったのもこの頃から。
柏餅に使われる「柏の葉」は新芽が出ない限り古い葉が落ちないため、
家系が絶えない(子孫繁栄)の縁起の良い木として欠かせないものになりました。
また、「ちまき」に使われる菖蒲は、災厄を避け、悪霊を祓う強い霊力が備わっており、子供の生命力を強くすると言われています。
あまり知られていませんが、浦和にはとても美しい菖蒲園があります。染谷花菖蒲園といって、紫陽花と菖蒲が一面に咲く、とても美しい日本庭園です。ぜひ、6月になったら、見にいらしてくださいね。
今日は「端午の節句」の伝統を子供たちに伝えながら、今年も粽(ちまき)、柏餅を食べて、家族と一緒に味わいましょう!