海外で和食人気が高まったのは、今から4年前の2013年。
安倍晋三政権がクールジャパン戦略を強化しはじめ、円安進行で食品の輸出環境が整い、さらに和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことも格好の追い風となりました。
ミシュランなどの海外発信のグルメガイドで、国内和食店が多数紹介されていますが、過去に掲載された事がなく、今年突然、フランスで最も強い影響力を持つレストランガイドの一つ「ゴー・ミヨ」が4トックを付けた和食懐石料亭が、日本で最も神聖な場所「明治神宮」の横にあります。
色鮮やかな魚介類の前菜に、玉ねぎを皮ごと使った茶碗蒸し、鮑のソテーや、和牛のサーロイン、炒め飯…どれも素晴らしく美味しいお料理ばかりでした。
杉山浩一料理長は47歳、そのお料理の美しさと、繊細さ、海外の方にも喜んでいただけそうな食べやすさは、抜群でした。日本料理の手の込んだ調理の奥深さと、同席する皆が笑顔になる食べやすいお料理は日本酒やワインが進みます。目の前で炎の上がる鉄板焼きは、まさにエンターテイメント!
春から夏にかけてなら、フランス流のおもてなしで「ビアテラス鶺鴒」で軽くビールかシャンパンを飲み、「懐石料亭 花がすみ」で鉄板焼はいかがでしょうか?
明治記念館は結婚式場のイメージが強いのですが、ビジネス接待など、大事なお客様をお迎えする場としては素晴らしいおもてなしができる環境が整っています。もちろん、海外からのお客様をお迎えしても失礼が無いように、英語、フランス語の通訳まで常駐しており、料理の説明はもちろん、赤坂仮御所の別殿として建てられた本館「憲法記念館」の説明など、日本にいらしたお客さまに喜んでいただける解説もしていただけるのです。
最高のおもてなしを、五感で楽しめる懐石料理はなかなかありません。元社長の田中様のご紹介で、素敵な場所、素晴らしい料理長に出会えた事に感謝しています。
懐石料亭「花がすみ」
〒107-8507 東京都港区元赤坂2-2-23 明治記念館内 B1
TEL. : 03-3746-7733 (10:00~20:00)