素敵な建物は5月に北海道訪問した際の、シロクマベーカリー本店の写真です。
ご縁をいただき、そのずば抜けた美味しさと、生産者の想いに共感。オーガニックパンを東京近郊で販売するために、私がお手伝いをすることになったのは、約半年前の事でした。非常に珍しい北海道新篠津村で作られた有機小麦を、江別製粉で個別製粉し、シロクマベーカリーがパンを作って冷凍で都内へ販売しています。
実は、私は2歳から7歳まで小児ぜんそくで苦しみました。当時、珍しかったこの病気は、治療法がほとんどなく、夜中の発作で眠れない毎日を送っていました。幸い、成長と共に発作は止み、普通の生活ができるようになったのですが、この経験と、母が栄養士だったことから、健康な身体を作るには、毎日の食べ物が一番大事だという事を学んできました。
私が妊娠した時、やはり頭をよぎるのは、幼少時のぜんそくの経験です。子供には絶対にその苦しみを味わいさせたくないと思いましたから、食べ物には気を使いました。当時、らでいっしゅぼーやがスタートしたばかりでしたが、すぐに加入。1999年の事です。
それから18年、シロクマベーカリーのお仕事や、自分で畑を耕したりすることで、オーガニックについても勉強することができ、私の考えは正しかったのだと思うことばかりです。
土壌がよく、健康な畑は、肥料や殺虫剤はごくわずかで済むのです。不健康な状態のまま大量の作物を育てようとすると、人にも悪影響を及ぼす農薬などが添加されていくのです。
オーガニックとは、人々が健康的に暮らすことができ、持続可能な社会を作るための最上位の考え方で、お金も時間もかかります。だから、全ての人がこの選択をすることは難しいと思いますが、オーガニック生産者から、オーガニック食品を「購入できる人」、「積極的に購入したいと思う人」の身近な所までお届けできる環境を整えるのは、私の仕事だと思っています。少しずつですが、皆さまにご紹介できる様にアップします。
まだオーガニック初心者です。一緒に勉強するつもりで、お付き合い頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。