先日、さいたま市ランドコーディネーター主催農家見学会に参加し、農家の守屋さんの栽培方法を勉強しました。
2011年農林水産省果樹試験場で育成された新品種。産地と聞けば山梨のイメージですが、寒暖差が少なくても美味しくできるので、埼玉県でも22件の農家さんが作っています。
さらに品質にもこだわった守屋さん。
減農薬栽培(殺菌剤、殺虫剤、除草剤、化学肥料を使わない)で育てて、糖度18度以上で出荷。
安全、安心、さらに美味しさも追求した高級シャインマスカットです。
北海道の田中さん、大塚さん、そしてさいたま市の守屋さん、日本でオーガニック野菜の生産に取り組む方々と交流をし始めて、その理由を尋ねると、お子さんのアレルギーというのが共通の答え。
子供がアレルギーで苦しむ姿を見るのは、親にとってとても辛いこと。農薬が原因とは決まっている訳ではありませんが、農作業で大量に農薬を浴びる農家さんは、野菜を食べる消費者より、多くの農薬を浴びていて、もしかしたら…という疑念を持ったまま家業である農業を継続するわけにはいきません。
農薬を使わないという選択をすることで、作業が多くなり、手間はかかります。その代わり、子孫がアレルギーに苦しまず、代々受け継いで、農業を営める環境を作ることを目指しているのです。
今年のシャインマスカットは7月の日照不足で、10月第3週頃まで収穫できるそうです。
農家さんの軒先販売で、購入できますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
シャインマスカット農家 守屋一隆さん さいたま市見沼区片柳2-1