「家でご飯作っていると、なんだかメニューがマンネリしてくるわ。たまには美味しいものを食べたいな。」ふだん浦和で暮らしていると、こんな感じでママ友と会話することがあります。
パートナーと二人きりでも盛り上がれる時期は、二人だけの世界が楽しめるお店に行かれた方が良いですよ。でも、年を重ねたパートナーとは、改まって二人きりだと何も話すことが無く、会話しないで食事するのはつまらないものです。
「今さら夫婦・家族で食事なんて、つまらないし、会話は弾まないわよ。」「あらあら、そんな事言わないで(笑)私が簡単なお店選びのコツをお教えしますから。」
料理人さんやサーヴィスの方が盛り上げてくれる、そんなお店を選ぶ事。彼らは人を楽しませるプロですから、記念日が楽しい思い出になります。ディナーは敷居が高いお店でも、ランチなら、リーズナブルに楽しめるので、ワンランク上のお店に足を運べるチャンスです。
前職でショールームの仕事をしていたため、私は仕事で出会った料理人さんはセミナーができるお話の上手な方ばかりでした。彼らを食業界の知人にご紹介すると、トークが面白いとか、料理のコンセプトや、食材、調味料などの構成、調理方法について説明してくれて勉強になったと言われる事があり、とても好評でした。
そんな風に、お互いに紹介しあえる趣味の合う料理人さん、ホテルの方々との情報交換を重ねていくうちに、複数の方からご紹介いただくお鮨屋さんがありました。京王プラザホテルや、ホテルオークラの元総料理長さん達が足繁く通う、元帝国ホテルにお勤めの鮨 奈可村(すしなかむら)さんです。素晴らしい食材と職人技を堪能できる、居心地の良い素敵なお店でしたので、今日はこちらをご紹介します。
帝国ホテルで働かれていた店主・中村さん、1970年代にドイツでもお寿司を握っていたそうで、寿司を握りながらのお話はグローバル。幅広くお客さまの興味がある話題にどんどん合わせていく会話力が見事でした。
サッカー好きの夫は、ドイツで1974年に開催されたFIFA-WORLD CUPの話で、すっかり意気投合。一緒に連れて行ったパートナーが喜ぶように、お気遣いいただける料理人さんは細やかな気遣いがさすがです。もちろん北
海道出身の中村さんはご自身の食材選びを丁寧に解説してくださるので、食プロの方々も勉強になります。
まず出迎えてくれたのは、静岡県天城越えの近くで採れた立派なわさび。わさびの5大要素は「姿形・色・おろし・粘り・キメの細かさ」香りと共に辛味が消えるのが最高とされていいて、まさにその通りのスッキリとした辛味。寿司の名脇役でした。
そして、今回一番驚いたのは「しまえび」です。北海道江差 から余市の手前までの取れる範囲が狭いこの「しまえび」は歯ごたえと甘み、身がしっかりしているのが特徴で、剥いても赤い色が濃く、甘みが違いました。
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【店名】赤坂 奈可村(なかむら)
【店主】中村征夫さん
【住所】港区赤坂5-5-8 赤坂ファイブビル2階
【営業時間】昼:12:00~14:00 夜も営業されています
【ランチ予算の目安】1万円+飲み物別
【ホームページ】http://sushinakamura.com/staff/