東北3県へ、中小企業さまの支援に行ってきました。
優しくて真面目な人柄が表れている美味しい食品、美しい景色がありました。
お仕事は「みちのく応援マート」アドバイザーで、事業者さまのお悩みをお聞きしてきました。
震災からもう7年も経つのに、原発事故の風評被害は消えません。
一度途絶えた客先へ、工場再建後にアプローチしても、他で決まってしまったからと、採用してもらえずに、売上が減少していると話している事業者さんもありました。
しかし、黙ってその状況に耐えているだけではなく、東北の生産者さんたちは懸命に努力しています。生鮮食料品はGAP基準を遵守し、工場はHACCPの衛生管理、もちろん放射能検査はしっかり行われていて、日本で最も厳しい基準で管理されているのが東北の食品事業者様です。
そして、驚くほど美味しいのです。
2018年の新商品は、とてもユニークで美味しいものがたくさんあります。
夏以降、都内スーパー、デパートで催事をしますので、改めてご案内します。彼らの作っている食品を購入して頂けたら嬉しいです。
「東北へ、行ってきました!」第1回は
美味しいお弁当と、レストランをご紹介します。
◇海苔のり弁(郡山駅)¥950
http://www.fukumameya.co.jp/menu/index-2-10-0-page1.html
東日本各地の駅弁が並ぶ東京駅で第1位になったお弁当です。
海苔とご飯、おかか、梅干しだけでも、じわ~と旨味が口の中に広がり、箸が止まらない美味しさ。おかずは卵焼き、焼き鮭、煮物、かまぼこなど、品の良いお味の定番おかずが詰まっていて、幸せな気分になりました。あまりの美味しさで、次の日は「パンダ海苔のり弁」を購入。期間限定、可愛いキャラ弁のこちらもお勧めです。
◇ろっこ(仙台、ピザ・イタリアン・ワインバー)¥2,000くらい
国産アンチョビとナポリピッツア「カタクチ商店」のお店です
https://www.facebook.com/catakuchi/
仙台駅から徒歩10分。いろは横丁の中にある赤いイタリアンな看板が目立ちます。こちらのお店は「国産。しかも石巻。アンチョビフィレ」を作っていて、都内のスーパーなどでも販売され人気の商品です。
ワイン1杯百円、ナポリ価格で水より安い!
ピッツアメニューも豊富ですが、ここに来たらアンチョビピッツア¥1,000でしょう。仙台の地産地消食材で、ナポリ気分が楽しめます。ピザ窯はツジキカイさんをお使いでした。お店の看板と赤いピザ窯がベストマッチ。地元の方々が次々と仕事帰りに入って来て、小さなお店は満席です。予約して行ってくださいね。
仙台市青葉区一番町2-3-30
TEL.022-224-5733
◇シェ・ムラ・ブル・リス(盛岡・フレンチ)¥10,000くらい
極上のIwateフレンチ
元ニューオータニ総料理長、伊佐シェフの右腕として活躍されていた村上シェフが、地元盛岡に帰られて6年。パーフェクトな火入れ、都会的で洗練されたお料理とサーヴィスです。盛岡の迎賓館として、大切なお客さまをお連れしたいと思うお店でした。
フランス料理は地方料理がとても豊かです。フレンチの技法を使い、岩手で生まれ、地域の生産者を良く知るシェフしかできないお料理ばかりでした。
特に、岩手の魚介類を惜しげも無く煮込んでスープにしている「オマール海老のスープ」は、都内では味わえない濃厚で上品な香りでした。
「Chez mura bleu lis」 (シェムラブルリス)
http://www.murahachi.co.jp/french/
岩手県盛岡市神明町10-10
TEL.019-601-520
盛岡は、新幹線で東京駅から2時間13分。
岩手山の雄大な景色を見ながら、循環型エコ酪農を実践している小岩井農場を見学したり、煉瓦造りの素敵な建物がある街を散策。フレンチやお寿司、お酒も美味しいものが揃っているので、大人の社会科見学と、短時間のリフレッシュにオススメの観光地でした。