パリや、オーストラリアの市場に行くと山積みで売られているアーティチョーク。どうやって食べるのか不思議な食べ物ですよね。
数年前、パリ「サンジェルマン・デ・プレ」のカフェで、オシャレなカップルがアペリティフにシャンパンを飲みながら、花びらのような部分を外側から一枚ずつはがして根元の白くて柔らかい部分をドレッシング等に浸しながら食べている姿をみて、なんてオシャレなの!と一目惚れ。
しかし、鮮度が命のアーティチョーク、日本で見かけることがほとんどなくて残念に思っておりました。
それが1年前、facebookで「さいたまヨーロッパ野菜研究会」関根一雄さんが作ったアーティチョークを見かけたのです。
嬉しさのあまり「食べたい!」と書き込みましたが、ヨロ研としてはまだ出荷していないお野菜だったので、昨年は断念。でも関根さんが覚えていてくださって、今年の5月に収穫できたアーティチョークを、浦和の人気店「カジュアルフレンチ Les Amis」合田友祥シェフ経由で私も少し頂くことができました。
アーティチョーク(朝鮮アザミ)は茹でると1時間くらいかかるので、私は圧力釜で20分蒸しました。ホクホクして、アボカドのような食感と、癖になる高貴な香りがするお野菜です。収穫時期が3週間なので今年は終わってしまいました。来年、欲しい方がいらっしゃいましたら、さいたまヨーロッパ野菜研究会の野菜を販売している関東食糧 飯田晃久さんへお知らせくださいね。一般小売りはしていません。業務用のみの販売です。
関東食糧株式会社
048-786-9111
http://www.kanto-syokuryo.co.jp/
カジュアルフレンチ Les Amisは浦和駅東口PARCO裏、気軽にフレンチを楽しめるお店です。
今が旬の「さいたまヨーロッパ野菜」がふんだんに使われていて、このボリュームで5000円以下。美味しいのに、とってもお得です。
合田シェフ自ら畑で作った野菜や、ハーブは香りが素晴らしく、ソムリエの佐々木さんのカジュアルでユニークなワインセレクトのおかげで、浦和フレンチの魅力が伝わり、お客さまとの会話も弾みました。
Parfum Course ¥4,900
グリンピースの冷製スープ ミントの香り
白ギスのエスカペッシュ フェンネルのキッシュ
軽くスモークしたサーモンのマリネ
ズッキーニのムース 小海老添え
帆立と季節野菜のテリーヌ
フォアグラのブリュレ ポルト酒のジュレ
本日の鮮魚 岩槻産アーティチョークのフリット
オーストラリア産牛サーロインのグリル 赤ワインソース
シェフ特製 本日のデザート
珈琲豆屋のキリマンジェロ
プティフール(焼きたてフィナンシェ)
http://amis-table.sweet.coocan.jp/
048-678-3700
さいたま市浦和区東高砂町20-20 T-BRICKビル 2階
facebookにお料理と今が旬の野菜写真をアップしましたので、ご覧ください。