食通の方々からは「台湾はもう何度も行っているよ!」と言われてしまいそうですが、台湾食ブームの本家を確認できた2019年夏旅報告です。
さてその前に、第1問:台湾からの訪日客数は?
立教大学のホスピタリティ・マネジメント講座で学んだ事をご紹介します。
*今年も9月開講で、絶賛受付中。
2019年度 ホスピタリティ・マネジメント講座 日程・募集要項(2019年度)
台湾人口は2358万に対して、1年で476万人(H30年度)つまり、5人に1人は毎年、日本に来ています。世界各国の中で、親日派ダントツ1位の台湾。東京の観光客で中国人が多いように見えますが、中国人と思っている人達の約1/3は台湾からの訪日客(中国人838万人、台湾人476万人)です。また、リピーターも多いのが台湾訪日客の特徴。彼らは日本の主要3都市だけではなく、他県へどんどん足を伸ばしています。ちなみに、日本人の台湾旅行客は年間約197万人(H30年度)で、人口の1.5%です。まだまだ伸び代がありますよね。テレビのニュースではあまり取り上げられませんが、食の業界で働いていると、今最も仲良く交流している隣国というイメージがあります。
さて、台北へ行くとどんなことが楽しめるのか、ご紹介しましょう!
小龍包、揚げパン朝食、旬のマンゴーかき氷、タピオカミルクティー、アートな街、故宮博物院の美しい食器、山と海をダイナミックに感じる豊かな大自然、日本では体験できないランタン飛ばしや、疲れが癒されるマッサージなど、オシャレで美味しい台北を満喫してきました。
台湾料理はリーズナブルな小皿料理を中心に、気軽に色々楽しみました。
●小龍包「鼎泰豊(本店)」
職人さんが10人以上、狭い厨房で手作りしている様子を見ることができます。オーダーはメニュー表(日本語)の紙にチェックを入れるだけで、とても簡単。小籠包、チャーハン、そしてとても美味しかったのが「鶏のスープ」。シンプルで鶏の滋味が溢れている逸品でした。食材からこだわって仕入れているとのこと。このスープを飲めば、お店のこだわりがよくわかります。
鼎泰豊(ティンタイフォン)信義店(本店)
住所:台北市信義路二段194号 (地下鉄東門駅5番出口)
電話番号:+886-2-2321-8928
営業時間:月曜日~金曜日 10:00~21:00 土曜日・祝日 09:00~21:00
●マンゴーかき氷「Mr.雪腐」
台湾へ行った目的の一つが、この時期に一番美味しいマンゴーとスイカのかき氷を食べること。いくつか頂きましたが、ベストは「Mr.雪腐」です。
杏仁味、マンゴー、西瓜味のかき氷 リボン状2色のかき氷は美しく、学生街でちょっと街中からは離れていましたが、ここは行く価値ありです!
「Mr.雪腐」公館店
住所:台北市中正區羅斯福路三段244巷21號
電話番号:+886-2-2363-5200
アクセス:台北MRT公館駅4番出口より徒歩6分
●朝食「上善豆家」
台湾帰省中のAliciaと一緒に朝食を楽しみました。素材から丁寧に作っていて、ベジタリアンのお店です。揚げパン25元、台湾おにぎり65元、豆乳50元、ライスミルク50元、杏仁茶 75元、大根餅 95元(1元3.36円)と、食べてみたいものを次々と頼んでも、一人800円程度です。
上善豆家 DeliSoys
住所:台北市大安區復興南路1段107巷16號(忠孝復興 駅から徒歩4分くらい)
電話番号:02-2731-6991
●タピオカミルクティ「天仁茗茶」@誠品書店
誠品書店は、代官山蔦谷書店のモデルになったとも言われている書店で、台湾の洗練されたブランドが集まっています。有名なお茶屋さん「天仁茗茶」のタピオカグリーンティーを買って、洗練されたフードコートでおしゃべりタイム。購入はもちろんクレジットカード。友人のAliciaが誠品書店のクレジットカードを出すと、SUICAみたいにカードリーダーの上に置くだけで、引き落とされる仕組みでした。台北は、カード払いがとても簡単だそうで、ほとんど現金は使わないのだとか。本場台湾のタピオカドリンクは、お茶の香りが濃厚で、すっきり美味しく、大きなスクリーンに映し出される映像はおしゃれ♪外気温30℃でしたが、館内は涼しくて、何時間でも滞在できそうな本屋さんでした。
誠品書店は来月、日本橋三越本店の近くで建設中の「コレド室町テラス」内に日本1号店がオープンします。
プレスリリース:9/27(金)オープン「誠品生活日本橋」
「COREDO室町テラス」日本初進出の「誠品生活日本橋」 概要決定
料理&観光写真はfacebookに投稿しましたので、ご覧ください。
<その他>
台湾は日本人の好みに合う「食」と、見たことのないアートや景色に触れられる観光地としてとても魅力的でした。観光地としてわかりやすい標識と、安くて簡単に公共交通機関を利用できること。街中にある現代アートの魅力、日本語、英語、中国語、韓国語など、様々な言葉を操る賢く優しい国民性など、日本が見習わなくてはと思う事もたくさんありました。
忘備録として、航空系とホテル、Wi-Fiもご紹介します。
●航空券予約
数ヶ月前、旅行効率が良いチャイナエアの始発と最終を入手。2泊3日ですが、初日のランチから、最終日夕方まで楽しめるプランです。
行き:羽田7:20発→ 台北松山空港10:00着、帰り:台北18:05 発→羽田22:05 着
●ホテル予約
インターネットで台北市内ホテルを予約。こちらは日本人ビジネスマンがよく利用するホテルで、日本語が使えました。ツアーとほぼ同額で、ホテルのグレードを上げられます。ネット予約がオススメです。
ザ リヴィエラ ホテル (欧華酒店) (The Riviera
Hotel)
住所:TW, 104, 台北, 646 Linsen
North Road
電話番号:+886225853258
●台湾のwifiレンタル
日本で申し込むと台北松山空港出口すぐのカウンターで受け取り、空港で返却ができます。5台繋がるので、家族で使えます。3日間600円くらいで、家計に優しいお値段です。
https://m.kkday.com/ja/product/3598?qs=wifi%20台湾