私の知人、友人でもコロナの影響でフードビジネス関係のイベントが全く開催できなくなり、収入が激減した事業主が多数います。そのため、5/1にスタートした新型コロナウイルス対策に伴い支給される「持続化給付金」をオンライン申請で手続きを完了した人が多くいました。前年同月比の売上げが50%以上減少した中小法人等、個人事業者に対し、事業全般に広く使える資金として、法人は最大200万円、個人事業者は最大100万円。少し落ち着いてこの先を考える時間を与えてくれる貴重な給付です。
手続きは必要書類を揃えてデータ添付するだけで、とても簡単です。少なくとも、確定申告より手軽でした。
しかし、「コロナ補助金・助成金」を利用した企業・個人事業主は現時点で1%程度にとどまっているそうです。手続の方法をあまり理解していない人も半数もいるとのこと。皆様、大丈夫ですか?
日本はIT化の遅れが課題と言われていますが...
仕事でパソコンが使えないという人は身近にいませんし、在宅勤務になった今、オンラインで会議もできるので大丈夫と思っていましたので、ここまで多くの日本人のITスキル、情報収集能力が低かったことは驚きでした。
もしかしたら、このアンケートの結果は少し極端なのかもしれませんが、事業継続はもちろん、仕事の効率化、時間短縮に必要なITスキルがなければ、これからのwithコロナを生き抜くことは難しいと思いませんか?
私は大人のたしなみとして、お金の話は公の場でお話することは避けていましたが、今後、市役所へ出向いて、対面で手続きを行うことは、命に関わるリスクがあるため、できる限りオンラインで行うことが必要と思います。そこで、確定申告などの各種手続き、帳簿管理をオンラインでどのように行っているのか、少しお話ししたいと思います。「石川ができるなら、やってみよう!」と思っていただけたら幸いです。
社会人として正しく売上高を報告し、確定申告をして、税金を支払う義務がありますが、何から手を付けたら良いのかサッパリわかりません。一人困っていた私を助けてくれたのが、MFクラウド会計です。(会計ソフトFreeeも同じようなことができます)ITは大企業のためだけにあるのではありません。私のような一人で様々な業務をこなさなければならない人にとっても助けになるツールです。
埼玉県の確定申告は「さいたまスーパーアリーナ」などの公共施設で行われます。最初の年は、手続きに数時間待たされグッタリ。ようやく順番がまわってきて、会場の入力端末を打ち込んでいると、係員さんより「インターネットで手続きできますから、来年はこのIDとパスワードを使って、ご自宅で手続きしてください」と説明書が手渡されました。以降、自宅でオンライン申請を行っています。
MFクラウド会計の場合は、画面上の操作が分からなくなっても、「オンライン・チャット対応」であかりさんというキャラクターが質問に答えてくれるので、スムーズに解決。作業時間は自宅で、数時間です。
日々の仕事の仕方にもコツがあります。支払いは自動入力されるので、極力クレジットカードにしています。入力データを確認する時、AIが過去の類似支出で記録された勘定科目を表示してくれるので、仕訳の承認ボタンを押すだけです。
また、MFクラウド請求書で請求すれば、自動的にMFクラウド会計の「会計帳簿」に記録され、振込された銀行とデータ連携、照合して「実現」ボタンを押すだけなので、ミスなく簡単です。
私は年に1,2回、専門家へチェックを依頼していますがオンラインで完結するので、住んでいる場所はどこでも大丈夫。ちなみに私の業務をチェックしてくれている人は愛媛県在住です。
「持続化給付金」に該当するかどうか、いくら補助金がもらえるのか、「MFクラウド会計」トップ画面から1クリックで判定できました。さらに、申請に必要な書類、申請ページへのリンクも同じページに書かれていて、すぐに申請ができるようになっていました。
ビジネスがオンラインでできるよう改善することは、経営者としてコロナ以降に最初にやることと思います。まずは会計システムからいかがでしょうか?経営者の意識改革が進むことが、日本の働き方改革や、生産性向上につながります。ITシステムを作っている中の人たちは、ユーザビリティを真剣に考えていますので、使ってみると簡単です。苦手意識を持たずに、楽しくアクセスしてみてくださいね!