オフィス アト・ランダム代表松坂健先生のコラム
旬刊旅行新聞「トラベルスクエア」外食と観光の女性人材交流でご紹介いただきました。
ありがとうございます!
記事に書いていただき、検索で私のブログをご覧になっている方が増えているので、今後の活動について、簡単にご説明します。
年内はコロナの感染リスクを考慮して、Facebookの秘密グループでディスカッションを行い、月1回メンバーでZOOM会議をしています。現時点ではリスクがあるので、リアルに会うことはありません。
参加されている方は外食・観光・キャリア開発の専門家なので、日々新しい発見のあるディスカッションをしています。2021年1月頃、3ヶ月の研究結果をまとめてご報告をさせていただく予定です。
今回、どうしてこの研究会を立ち上げようと思ったのか?
簡単にご説明いたします。
私はコロナ以前から在宅で仕事をしています。利用できるオンラインインフラ(ネット検索、メール、SNS、ZOOM、salesforce、MFクラウド、iPhone、AppleWatchなど)を活用し、年間20社以上の企業のご支援をしています。
フリーランスになってから数年、格段に情報収集や、経理などの処理時間・費用が安くなりました。また、料理、洗濯、買い物、家族の送迎などの家事をしていても、AppleWatchをつけていれば、電話に出られないというミスもなくなりました。個人事業主であることにデメリットに感じたことがありません。
また、新しい仕事は全てご紹介ですが、ラッキーだった訳ではなく、リード顧客に対して、salesforceを使って戦略的にコミュニケーションをしていることと、業界マガジンfood104編集長として得た情報を元に、動きのある潜在顧客からヒアリングしてビジネスに役立つ最新情報を入手しているからです。
マーケティングに必要な基本データは官公庁ホームページのビックデータより簡単に入手でき、アンケートはGoogleフォームで作れるので、前職時代とほぼ変わらない方法で、顧客ニーズを丁寧に掘り起こし、課題解決のためのソリューションを提供しています。
司厨士協会、立教大学校友会、オーガニック農家支援、ラムバサダー、埼玉わっしょい大使、専門学校講師などの活動を通じて、社会貢献活動やSDGsにも積極的に取り組んでいます。
観光や外食ビジネスは、その場の仕事だけでは経営が安定しなくなりました。コロナでも、集客や発信ができている飲食店・ホテルは収益減が少ないことからも明らかです。つまり、パソコンの前にいる人でないとできない仕事が利益に結びつく要素が増えているのです。一方、育児や介護などの理由で職場を離れなければならなかった女性たちが、私と同じようにデジタルツールを使えば、自宅で十分活躍ができるのです。また、能力や意欲に合わせて仕事のボリュームは可変でき、複数の顧客と契約すると収益の変動リスクも回避できます。
このノウハウを共有し、国内外の場所を問わず自由に働ける人を増やし、日本の外食・観光ビジネスを盛り上げる事ができたら嬉しいです。
女性活躍推進のためのステップ
①ステップ1 出会う・学ぶ
・観光・外食ビジネス先輩の挫折経験や、偶然の出会い(偶キャリ)から学ぶ
・基本的なマーケティングについて学ぶ
・今、仕事に役立つツールやシステム、新しい法律や制度について意見交換する
②ステップ2 「魅力的な経験」を創造・提供する
・企画力UPのため、2年先のトレンドの捕まえ方を学ぶ
・感動的な旅や食事を魅力を伝える写真・文章のテクニックを学ぶ
・外食や観光コンテンツの企画・運営スキルを学ぶ
③ステップ3 地域コンテンツのキャパシティコントロール
・オーバーツーリズムなど、予想を超える人気になると、不幸になる人が増えてしまう。ワークライフバランス、地域住民との関係性など、皆がHAPPYになるよう事業計画を設計し、様々な利害関係者とあるべき姿に向けた企画運営ができる様になる。
*トップ写真は、畑の横にある見沼自然公園の紅葉です。青空にキラキラ光る紅葉は美しく、写真家に人気の公園です。