在宅勤務で年収300万円以上。働く時間は自分でコントロールでき、家事や育児、介護をしていても問題なし。時々、観光地へ出張ができ、美味しいものが食べられる仕事は、ご興味ありますか?
そんな甘い誘い文句で、勧誘した訳ではありませんが(笑)
第3回「観光外食女性活躍推進研究会」を開催し、国内外でご活躍の皆様ばかりが集まりました。
観光業や外食産業は、私が働いていたエネルギー産業と違い、ある程度のスキルや実績があれば、ジョブ型雇用でどこでも働ける人材になりやすいと感じています。給料が安くて、ブラックなイメージは一昔前のお話。
大学で観光や外食の経営について学んだことがある女性で、今は仕事から離れている人たちに、ロールモデルとなる先輩の活躍を紹介し、デジタル教育を行い、新しい活躍の場を提供しようというのが目的の会です。
王先生や、松坂先生、外食ビジネス研究会の会長をされていたロイヤルホールディングス株式会社 会長、菊地唯夫さんからも、ぜひ継続するように温かいメッセージをいただいた本研究会、初めてのリアル+オンライン会議を開催しました。
Q1.なぜ、観光外食業で「女性活躍推進」が必要なのか?
観光・外食はお客さまと接点機会の多い職業のため、コロナの影響でさらに労働人口の減少が危惧されています。しかし、afterコロナではインバウンドなど観光客が増加することが予想されており、食や観光分野のサービス経営を学んだ高度専門人材への高いニーズがあります。正直、お給料は悪くないです。
先月、JR東日本、パレスホテル東京、帝国ホテルで働いている方にお話を伺いました。実はこの3社、コロナでも満席になり流行っているレストラン、商業施設がある企業です。そして、マーケティング担当は全て女性だそうです。
女性の方が流行に敏感で、特に旅行や食の分野では成果を発揮しやすいと感じています。男性がトップであっても、上手に女性の視点を取り入れている企業はコロナの影響は少なく、復活は早いでしょう。
Q2.研究会が目指しているものは?
時代が求めるものを敏感に察知して、周りを巻き込み、変化に対して果敢にチャレンジできる人を育てたいと考えています。 スキルは様々な方法で学ぶことができるので、研究会ではモチベーションアップ、業界関係者の幅を広げ、頼れる人の質の高さ、助けてと言える関係を構築できるように導きます。これは、フリーランスとして仕事をする上で、とても重要なことだからです。
この人的ネットワークと、誰でも利用できるITインフラ(ネット検索、メール、SNS、ZOOMなど)を通じて、顧客ニーズを丁寧に掘り起こし、課題解決のためのソリューションを提供し、デジタルツールを通じて場所を飛び越え、地方の観光や食ビジネス支援ができる人を育てることができたらと考えています。
Q3.どうやって仕事を頂くのか?
仕事を頂くための営業はしなくても、高くアンテナを張っていれば、仕事のオファーは向こうからやってきます。
先の読めない時代と言われていますが、ちょっとした知り合いの繋がりで仕事が来ますし、専門家コラボレーションで仕事が成功することがあります。事実は小説よりも奇なりと言われますが、私のフリーランス仕事も奇跡と偶然の出会いばかりでした。
唯一、マーケティングらしいことは、王先生のメルマガを執筆し、その記事はGoogle検索対策「タグ」を付けてブログに投稿。検索ワードでトップページに来るコラムがあり、閲覧数は3万ビューを超えました。5年継続したおかげで、信頼度も高いサイトとして認知されており、手間のかからないマーケティングができています。
また、ラムバサダーや埼玉県農林部PR大使としてSNSに投稿することで、多くの方の頭の片隅に、私という存在が残るようです。地方在住のクライアント候補(リード顧客)が助けて欲しいと思った時に、ふと浮かぶ存在であることが、大事なことだと思います。
Q4.モチベーションを上げるためにできること
ステップ1:出会う・学ぶ
ローモデルとなる人に出会い、存在がいることで、目標が明確になります
ステップ2:経験価値を高める機会を提供します
観光地、飲食店の感動的な思い出エピソードをシェアします。
会場としてお借りしたオフィス アト・ランダム松坂先生のご自宅(図書室として使われている別室)は、南向きの日当たり良い、松坂先生のこだわりがたくさん詰まった場所でした。関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。引き続きご支援をよろしくお願いします。