今年度、観光庁の専門家として登録をしていただき、HAKUBA VALLEYのご支援をしています。
白馬は長野県北部の北アルプス山麓の雄大な山々に囲まれ
1998年長野冬季オリンピックの会場となり、世界中からウインタースポーツを楽しむ多くの方々が訪れる国際山岳リゾートです。
標高3000m級の北アルプスから広がる大自然が作り出した壮大な山岳地形なので、豊富で良質な雪降り、パウダースノーのゲレンデはとても気持ちよく滑ることができます。
私の父はスキーが大好きで、小学生の頃から毎年スキーに行ってました。結婚してからもスキーが好きな夫に連れられて毎年楽しんでいて、白馬にも何度か行ったことがありました。当時は、白馬の雪質を当たり前に感じていたのですが、オーストラリア人曰く、美しい景色と、白馬の雪は素晴らしいそうで、長期滞在で海外から多くのスキーヤーが来日しています。
今回、白馬に伺って、直接お話をしたかったのですが、緊急事態宣言中なので、訪問することはできません。そこで旅前の気持ちで、改めてインターネットや書籍、雑誌で白馬について調べてZOOM会議でお話をさせていただきました。
調べてみると、素晴らしい景色、そして夏・冬のスポーツアクティビティの楽しさが伝わってきたのですが、「食」に着目してみると、まだまだやるべきことがたくさんあることに気付きました。
今回は60分間のお約束でしたので、約40分、私の自己紹介と解決策になりそうなご提案プレゼンテーションをさせていただき、20分程度のディスカッションをしました。
翌日、事務局へ本事業の業務報告をしたところ、フィードバックを頂き、白馬の皆さまが大変喜んでいただけたようで、安心しました。
さらに昨日、事務局から発信されたメールマガジンで「インバウンドの地方誘客促進のための専門家」として、DMO等、地方公共団体の皆様へご紹介いただきました。登録されている延べ184名の専門家の中からご紹介いただき、本当に光栄なことと思います。ありがとうございました。
メールマガジンを読んで、ご興味を持ってくださった方のために、ZOOMミーティングの一部をご紹介をします。DMO多くの方々のお役に立てれば嬉しいです。
ご依頼いただいたら、まず最初にクライアントの目的、ニーズを確認します。
また、その地域で採れる産品の特徴や、地域で好んで召し上がられている食べ物を確認します。季節によって、食べられるモノが変わります。訪日回数の多い外国人は、日本の旬を味わうことも楽しみにしていますので、訪日外国人の国や性別、年齢よって異なるのニーズを確認し、ターゲットに合わせたメニュー開発や、プロモーション、イベントの提案をしています。
また、外国人観光客についての理解を深めていただける各種データーや口コミをご紹介し、理解を深めていただけるようにしています。
一部、パワーポイントのプレゼン資料を抜粋しますので、ご覧ください。
この事業は、「インバウンド観光に関する専門家」による助言で、地域では気付かれていない新たな魅力や課題等の発掘、施策の提案、地域の観光関係者のスキル向上に取り組むことができます。
コロナ感染症対策で観光業に携わっている方々は、少し時間ができているのではと思います。日本は食文化と歴史・文化の魅力が高く、フランスに並ぶ観光大国になると考えています。だからこの時間を有意義に活用し、コロナ収束後に備えることは、とても重要だと考えています。専門家として、微力ながら、皆さまのお役に立てればと考えています。
*トップの写真は一昨年、軽井沢へスキーに行った時の写真です。早く白馬へ行きたいです!