1月某日、観光外食女性活躍推進研究会のインタビュー報告です。
川村学園女子大学 生活創造学部 観光文化学科3年 岡島美波さんと一緒に初めてのリアル・インタビューをしてきました。3人で、感染対策をしながらの会食。偶然ですが、二人とも「みなみさん」住んでいるエリアも近いなど、共通点が多くて話が盛り上がりました!
伺ったお店は大武みなみさんの事務所(恵比寿)から徒歩圏内にあるイタリアン「羊飼いの食卓Tiscali」でオーストラリア産ラムチョップと、東京都産の野菜(石川持ち込み)のコラボディナーコース(特別オーダー)です。
東京都のお野菜は、生食できるカブ「もものすけ」、ちぢみほうれん草、カラフルニンジン(バーニャカウダ)など、ラム肉に合うものをセレクト。東京郊外の産地から恵比寿へ、石川が電車に乗って手荷物で運びました(笑)最近は、こんな感じで東京都の西から東へ、野菜を運びながら、都心部のレストランへ提案活動をしています。
近谷シェフは東京都の野菜など、食材をお届けしたら、早速楽しそうに料理を作ってくれました。ラムと野菜たちのパーフェクトな組み合わせで、美食家の大武さん、岡島さんも大喜びです。
岡島さんは初めてラム肉を食べたそうですが、とても柔らかく、脂身まで美味しかったと好評。やっぱり、羊焼きの名人、近谷シェフはレベルが違います!ラムバサダーのお店も良いのですが、恵比寿で美味しいラム肉を食べたいときは、ティスカリが一番です。
シメは七草粥ならぬ期間限定の七香草リゾット。ハーブの香りに癒され、翌日もスッキリでした。(トップ写真)
大武みなみさん 株式会社ジェイアール東日本企画 デジタル本部jeki-X 次長インタビューについて
以下の原稿はインターンシップ生の岡島美波さんが書きました。
大武さんは、品川〜田町間に新しくできた「高輪ゲートウェイ駅」で日本の優れた技術、文化、伝統、食などを世界に発信していくとともに、国際交流や地方創生にも繋がる拠点となるような場づくりを目指し、「エリア価値向上プロジェクト」の立ち上げメンバーとして、エリアマネジメントに従事されていました。
東京MICEの中心地になり、そこで働く外国人の超富裕層が暮らす街が完成するそうです。都市計画について、詳しくは下記をご覧ください。
都市再生特別地区都市計画(品川区北周辺地区)
東日本旅客鉄道株式会社
大武さんのインタビューの中で特に「ハンディキャップを持っている人も持っていない人も色々チャレンジできる世の中を作りたい」というお話が印象的でした。
昨年開催された「東京2020オリンピック ・パラリンピック」ではたくさんのパラアスリートの方々がご活躍され、手に汗を握りながら応援したのを覚えています。パラリンピックはメダルを取ることが目的ではなく、様々な障がいのあるアスリートの方々が創意工夫を凝らし、能力や個性を発揮できる機会として与えられている場です。大武みなみさんは「健常者であってもある程度の年齢になればみんな身体が思うように動かず、みんな障がい者になる。ハンディキャップを背負った人も持っていない人もみんなにとって居心地の良い空間を創造していきたい」とおっしゃっていました。パラリンピックによって注目された「多様性」や「共生社会」というキーワードを通じて、より「誰もが利用しやすい場づくり」にしていかなければならないことを再認識しました。