東京で300年続く農家さんと米作りをしながら、江戸時代から続く東京の食文化を学ぶサロンをはじめます。
長く愛される食べ物には理由があります。
江戸時代から、東京の朝食はご飯に味噌汁、漬物が基本でした。当たり前すぎて、どうしてこの組み合わせで食べるのも考えた事がなかったのですが、
偶然?もしかしたら必然の出会いが重なり、ただいま勉強中です。
国立市谷保天神の近くは田んぼや雑木林、府中用水が流れる美しい田園風景が広がっています。こちらのお米農家西野さんからのご依頼で、料理人や、お米屋さんを紹介したところ、実際にお米を作るという過程を一緒に体験してみようという企画の話になりました。
せっかくチャンスを頂いたのですが、単純にお米を作るだけは面白くないので、五つ星お米マイスターの秋沢さんにご協力をお願いしました。銀座三越地下3階にあるお米屋さんです。秋沢さんの凄いところは、さまざまな産地、製法の違いを理解し、お客さまのニーズに合わせたお米を選ぶこと。
おむすびなら「つや姫」お刺身なら「青天の霹靂」、肉じゃがなら「新之助」など、料理に合わせて提案ができる方なのです。先日、ラジオ番組「TDK VOICES FROM NIHONMONO」で中田英寿さんへお米について解説をされていたのを聞き、その話が面白いことに驚きました!
日本酒は聞き酒がありますが、お米にも聞き米があることや、ブランド米を作る生産者はある程度のレベルがある人でないと作れないこと、精米時の水分量のことなど、2週連続でとても興味深いお米にまつわるお話を聞かせていただきました。
美味しいお米を作るというのは、どういうことなのか?
知っているようで、実は多くの日本人は知らない人が多いように思います。
そこで、米作りから体験してみて、他の産地や、美味しいと言われている製法との違いを確認したり、収穫した後の保存方法や、精米方法、お米の削り方にもいくつか方法があるなので、究極の「ごはん」ができるまでをTOKYOお米サロンで体験とオンラインを使い、実験的な手法で学んでみたいと考えています。
リアル会場「東京農村」を予定していて、鈴木さん、南部さんへご相談したところ、快く支援を申し出てくださいました。
さらに、「東京農村」鈴木さんから紹介された「ミルスル」山根さん(だしソムリエ、発酵マイスター)に繋がり、初対面で意気投合。お話を伺っていると、江戸味噌や、お出汁、佃煮へ、食べ物がどんどん繋がっていきました。
サロンメンバーにはこちらが講師をお願いしなければと思う方もいらっしゃる予定です。
さぁ、どんな展開が待っているかしら。
TOKYOお米サロン、3月1日から正式なご案内を開始します。ご興味のある方は下記フォームでご連絡ください。