ここは日本?沖縄?と思うほど、レベルの高い料理、サーヴィス、お部屋からは美しい海とリゾートの景色にすっかり魅了されました。海を眺めながらのゆったりとした時間に癒され、心身ともにリフレッシュできる週末旅の参考になれば幸いです。
ディナーはイタリアンレストラン「コレンテ」へ、LINKED CITY展示ブースでご一緒させて頂いた皆さまと一緒に訪問。知名一斗シェフが、私たちのために特別なフルコースを用意してくださいました。
統括総料理長 留目 則夫シェフは司厨士協会沖縄県本部で支部長もされています。今回、私がお引き受けしたHilton F&Bマスターズ審査員の御礼ということで、東京から連絡があったそうでVIP待遇にしていただきました。関係者の皆さまには厚く御礼申し上げます。
イタリアンレストラン「コレンテ」知名シェフ曰く、F&Bマスターズの時は3時間しか時間がなかったので全てが表現できなかったそうで、今回は時間をたっぷり使い、思う存分実力を表現した渾身のコース料理を食べさせていただきました。
愛する沖縄がひしひしと伝わってくるお料理で、驚きがあって、4人みんなが笑顔になる時間でした。
Immaginー印象ー
「玉手箱」 海月、シークワーサー、ほおづき
前菜の4点盛りは浦島太郎の玉手箱風に盛り付けられてきて、蓋を開けたらモクモクと桜の木のチップの香りが立ち上がります。
手前のスプーンは沖縄の素材だけで発酵させたヨーグルト、ナッツのコンポートをのせています。
プロシュートの上に、シシトウをオリーブで刺して揚げたものを添えて
ほおづきは半分にカットして、チーズ、アオリイカ。意外な組み合わせですが、つるんとした食感が美味でした。
シークワーサーはクラゲの冷製。シークワーサー仕立て。沖縄のミミガーをイメージしています。
「風にそよぐ葉」 真鯛、月桃、北谷の塩
究極の引き算の料理。月桃の葉に包まれた真鯛と北谷の塩が沖縄の風を感じます。
「紅葉」やんばる地鶏、マカデミアナッツ、柿
温かい火の入ったシーズンサラダに、鳴子米、北谷の塩、クッキーのアクセントもおしゃれです。熱い地域の人は逆に温かいものを食べる習慣があると聞いたことがあります。お野菜はたくさん食べた方が身体にも良いですし、胃にも優しいサラダでした。
「つつしみ」カンパチ、サフラン、菊の花
菊とサフランのパウダーで包み込まれたカンパチ。温野菜(ソテー)とソースも美味しいアーティスティックな一皿。
「余韻」あぐー豚、根セロリ、ラビオリ
あぐー豚のサルシッチャに、オリーブオイルはパウダー状で雪のように盛り付け
「故郷」もとぶ牛、サトウキビ、ビーツ
「調和」沖縄の魚、タレッジョ、あわび茸
「追憶」シャラン鴨、ローズマリー、巨峰