鹿児島在住、九州周遊の豪華列車「ななつ星」の1泊目ディナーを担当されているTable de Chic田代貴子シェフの案内で、もう一人の鹿児島注目シェフのレストランへ行ってきました。フランス料理を食べながら、コンクールや生産者の話、近況報告まで、楽しい時間になりました。
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山形屋「レストラン ル ドーム」鹿島匡人シェフは
現在、プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール出場権をかけたコンクール「第20回メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャ―杯”」にチャレンジしています。
今回、インターン生と一緒にお話を伺ってきました。
鹿児島県の食材でお任せコースを依頼したところ、通常メニューではなく、鹿島シェフの魅力が存分に伝わるスペシャルメニューに😊
フランス料理文化センター、APGFの皆さん、鹿島シェフの実力をぜひご覧ください!
屋久島産アマダイのタルト プロヴァンス風
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鹿島シェフは私が東京ガス時代、フランス料理文化センター(FFCC)を担当していた頃から10年以上FFCCのコンクールにチャレンジしているそうで、何度かお会いしていたようです。
これまで、優勝まであとわずかというところでしたが、今回は意気込みが違います。上柿元勝シェフと同じ鹿児島県出身で、生産者に寄り添い、師匠の古典フレンチの技と地域の食材をふんだんに使った鹿児島テロワールの料理。技術力、表現力が高く、次は日本一になりそうとの噂を耳にして、上柿元勝シェフの山形屋イベントが終わったばかりの鹿島シェフを訪ねました。
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山形屋は、東京で例えると日本橋三越です。高齢の方が多いので、食べやすくしていますが、ソース、パイ包みの細かな仕上げは東京でもなかなか出会えないレベルで、とても驚きました。パリのKEIさんを思い出すレベルの実力派でした。
![鹿児島県山形屋](https://i0.wp.com/ffcnippon.com/wp-content/uploads/2023/07/4EC5BD06-4BBD-4B11-A41C-FE46747DC074_1_102_o.jpeg?resize=720%2C540&ssl=1)
生産者とコミュニケーションをしっかりとしていて、牧場へ出向いて行って、豚肉を捌いたり、漁師さんとも日々細かな話をしているそうです。
珍しい鹿児島県食材とクラシックなソースのハーモニーにうっとり、若いシェフがイキイキ仕事をしている姿に、当時忙しく料理講習会を何度も主催した結果を見ているようで、嬉しくなりました。
地方へ観光に出かけると、和食のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、日本も地方フレンチが面白くなってきました。フランス料理の手法で、地域の食材を使った料理を作っています。海外の方も食べやすく、華やかな料理です。
鹿児島といえば、日本ホテルの中村勝宏シェフ、上柿元勝シェフ、タテルヨシノ吉野建シェフ、メズム東京の隈元香己シェフでしたが、30代、若い世代の魅力的な料理人が、師匠からしっかり技術を叩き込まれて、素晴らしいフランス料理を作っています。
飛行機に乗って鹿児島に来る価値アリ‼️
![機内から桜島を臨む](https://i0.wp.com/ffcnippon.com/wp-content/uploads/2023/07/F0DC683A-C6CE-4D58-825C-2C346AF37F52_1_102_o.jpeg?resize=720%2C960&ssl=1)
鹿島シェフ、田代ご夫妻のフレンチを食べに来てくださいね。
「レストラン ル ドーム」鹿島 匡人料理長
19歳の時よりホテルニューオータニ東京にて研鑽を積む、2007年フランス料理界の重鎮・上柿元 勝氏に師事、パティシエから修行をはじめる。このパティシエ経験がアシェットディセールまで1人で作らなければならないフランス料理コンクールで上位に入る理由の一つ。2015年 山形屋内フレンチレストラン『ルドーム』グランドオープン、初代料理長に就任しました。 2019年 ジャンシリンジャー杯メートルキュイジニエ・ド・フランスに出場。全国3位。2020年 パテアンクルート世界選手権アジア大会5位を受賞。
レストラン ル ドーム 鹿島 匡人料理長
店名:RESTAURANT Le Dôme レストラン ル ドーム
所在地:鹿児島県鹿児島市金生町3-1 山形屋1号館 7F
電話: 099-227-6166
メニュー
ふくとめ牧場の幸福豚のリエット カレースパイス
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長島産天然鯛の自家製フュメ アロマティックソース
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地玉子のグリーンアスパラガスのココット エストラゴン風味のクリームソースキャビア添え
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屋久島産アマダイのタルト プロヴァンス風
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指宿水追ファーム さつまビーフ 鹿児島産黒毛和牛三角バラ肉のブレゼ マスタードソース
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ココナッツ風味のブランマンジェ フルーツとカレー風味のアイスクリーム
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コーヒー
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田代貴子(旧姓 寺地)さんは、フランス料理文化センターや、司厨士協会でのお繋がりもあり、鹿児島を訪問するときは必ずご連絡をしています。九州周遊の豪華列車「ななつ星」の料理を担当されるほどご活躍で、司厨士協会で技能五輪の審査員も勤められています。
Table de Chic(ターブル・ド・シック)
鹿児島出身の2人が手掛ける至福のフランス料理。国内外のレストランで経験を積んだ確かな技術をベースに、鹿児島食材の魅力を表現しています。
夫の田代隆史さんは、パレスホテル大宮で、毛塚さんと一緒に働かれていた経験も。
住所:〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町4−29 2 階
https://www.facebook.com/tabledechic/
九州周遊の豪華列車「ななつ星」
1日目のディナーを担当するのは、田代シェフご夫妻です。
鹿児島県、四季折々の食材を贅沢に使い、
特別な空間で、食事を楽しむことができます。