2024年2月27日(火)及び28日(水)の2日間にわたり、ヒルトンの料飲コンテスト「F&Bマスターズ 2024」の日本・韓国・ミクロネシア地区決勝大会がヒルトン東京ベイで盛大に開催されました。
Hilton
本大会は、アジア太平洋地域におけるヒルトングループの従業員を対象とした知識、技術、創造性を競うイベントであり、今年で8回目の開催。
今回も、フロリレージュの川手寛康シェフと一緒に料理審査を行いました。
フロリレージュ
「ミシュラン」2つ星だった青山の店を閉めて、昨年麻生台ヒルズへ移転。
「世界のベストレストラン」50では27位に輝く人気シェフのお店です。
https://www.aoyama-florilege.jp/
「F&Bマスターズ」は、料理、ワイン、ミクソロジー、バリスタ、写真まで、幅広い分野での才能を発掘し、表彰することを目的としているヒルトンの人材育成プログラムです。
今回は、日本、韓国、そして新たにミクロネシア(グアム)からも参加があり、過去最多の24ホテル119名のマスターズが6部門で技を競いました。
料理部門は朝8時からスタートし、夕方17時頃まで審査が続きました。
22人全ての厨房審査、試食の料理審査、プレゼンテーション審査を行い、最終結果については、僅差だったためディスカッションを重ねました。
3回目ですが、回を重ねるたびに、全体としての料理の力量が上がっていることを実感します。初年度は厨房審査で減点となる人が多かったのですが、今年は大きなミスもなく、衛生管理や作業性も上がっていました。そして、どの料理も美しく、美味しいのです。時間が足りなかった、緊張してしまいミスがあった、慣れない厨房機器のトラブルがあったものの、全てのホテルの完成品の美しさ、美味しさは、ヒルトングループの人材育成の成果です。ホテルグループとしての底力が上がっていることを感じました。
今回、3部門で優勝したのは、ヒルトン小田原リゾート&スパでした。
ヒルトンはブッフェしか無いホテルが多いのですが、ぜひコース料理を食べてみたいと思わせる素晴らしい料理人がいました。
ホテル利用客に高品質な料飲体験を提供することは、大きな差別化につながります。そしてヒルトンは昨年、「働きがいのあるグローバル企業」ランキングで初めて第1位に選出されたそうです。しっかりと人材育成を行なっているヒルトングループは、私が学生たちに就職先としてオススメした企業です。
学生の皆さん、ぜひチャレンジしてくださいね!