4月中旬の北海道美瑛では、雪が溶けると同時にふきのとうが顔を出し、町のいたるところに自生しています。
自然豊かな美瑛は驚きの毎日で、住宅街、畑のあぜ道、農道、ハウスの横のどこにでもふきのとうがあり、山菜取りは山に入って見つけるのではなく、某映画で、埼玉県民が罵倒されたように、その辺の草を食べる(笑)感覚です。
ペンション菜摘実の里で、ふきのとうの収穫を行い、ふきのとうを使った料理を料理人のチョン・テウさんと木村さんが作ってくれました。
ふきのとうはカリウムやカルシウム、鉄、ビタミンEを多く含み、苦味には新陳代謝を活発にします。香りは、食欲増進させ消化を助け、さらに生育中の蕾は、フキよりも栄養が豊富です。
ふきのとうを食べる際は通常アク抜きをして、えぐみを少なくしますが、収穫したばかりのふきのとうは、えぐみが少なくアク抜きをしなくても美味しく食べることができました。
ふきのとうのパスタ、ふきのとうのジンギスカン、ふきのとうのカナッペの3品を作りました!どれも香りが良く料理のアクセントとして春を感じることができて、とてもおいしかったです。
パスタにはラビオリを使いソースが良く絡み相性抜群です。
クリームチーズ みそ みりん べったら ふきのとうを混ぜ合わせてカナッペを作りました。
夕飯は、北海道名物「豚丼」にふきのとうを入れました。ネギのように見えるのは、玉ねぎの若葉です。この時期、大量に出るので、とても安く買うことができました。苦みもなく、シャキシャキと使いやすいネギです。
一部、写真・文章は木村大樹さんです。