昨年度、滋賀県の事業で支援させていただいた「wabara」バラ育種家の國枝啓司さんが、2025年5月11日(日)放送のテレビ番組『情熱大陸』で特集されます!
國枝啓司さんは1981年、ヨーロッパ研修にて学んだ思想や技術をもとに育種家としての活動を開始されました。天皇陛下、皇后陛下御成婚時に献上した薔薇の花『プリンセスマサコ』を作られた方としても有名です。

國枝さん親子が手がけるオリジナルのバラ品種「wabara」シリーズは、単なるバラの栽培にとどまらず、日本固有の色使いとネーミングで、花の美しさや香り、そしてその背景にあるストーリーの世界観を届けています。

昨年度、息子さんの國枝健一さんが主に事業を展開されている食べられる薔薇の花や、ローズティー、ローズウォーターなどの販売支援を担当しました。バラ以外の混ぜ物はなく、シンプルに花の香りとエキスだけを抽出している革新的な技術アプローチが、多くの人々に感動を与えています。


小田急サザンタワーではアフタヌーンティで使用されていて、大人気でした!
「世界中のお花屋さんに並ぶばらを創りたい」という思いで始めた育種は、現在80種類にのぼり、アフリカなど世界各地のパートナー農園で栽培され、様々な国に出荷されています。
どうやって国内から海外への販路のきっかけを作ったのですか?とお聞きしたら、意外にもfacebook広告が最初のきっかけだったと聞きました。きっと新しい手法を色々試されたのだと思いますが、努力は決して裏切らないですね。
私も支援活動を通じて、國枝さんのこだわりや挑戦を間近で感じることができました。その結果、「wabara」は滋賀県の特産品として、東京でも着実にファンを増やしています。
そしてテレビ番組を見てくださる方は多いと思いますので、さらに国内ファンが増え魅力的なブランドへと発展されることでしょう。これからが楽しみな生産者さんです。
ぜひ『情熱大陸』の特集ををご覧いただき、「wabara」の魅力と國枝さんの情熱を体感してみてくださいね。