自由を守るため、中立国を貫き1715年の設立から一度も戦争をしていない平和な国、サンマリノ共和国。
今日はマンリオ・カデロ大使を囲んでのお食事会に参加させて頂きました。
日本にはまだ輸入されていない食材を、東京ステーションホテル ブランルージュ石原総料理長が特別に考えられたレシピで頂きました。
サンマリノ・ハムはボローニャ大学と研究し、コレステロールの無い健康的でやさしい塩味に仕上げています。通常1週間ですが、約3倍の1ヶ月掛けて丁寧に作るそうです。
特に美味しかったのは、サンマリノ産ハムのハーブ入りとトリュフ入り。(写真左)San Marino Cooked Ham(Natural,Aromatique Herb,Truffle)
豚の足でハムを作る際、骨があった部分にハーブやトリュフを詰めて、作るそうです。優しい味のハムに、極上の香りをまとわせる技術は素晴らしく、ワインにとても良く合いました。
続いて、石原総料理長のオリジナルレシピが続きます。アドリア海に近いサンマリノは海の幸も豊富だそうです。
Menu
サンマリノ産ハムのバリエーション
「柚子味噌と赤紫蘇風味」Ham with Miso,Japanide Citrus Yuzu and Red Parilla Flavor
「色々トマトのゼリー寄せ」Ham and Tomato Varieties in Jelly
「アスパラガス コンテチーズのクレープグラタン」Crepe Gratin of Ham,Asparagus and Comte-Chesse
海の幸のアドリア海風(かさご すずき 赤座海老)Assorted Seafoods<Rockfish,Sea Bass,Langoustine> The Adriatic Sea Style
若鳩のポワレ モリーユ茸風味 Pan-Fried Pigeon with Morille-Mushroom Sauce
杏 枇杷 パイナップルのスペシャルデザート Special Desserts of Apricot,Loquat and Pineapple
そして、戦火を浴びていないブドウから作られてるサンマリノワインは、スパークリング、白、赤と、お料理に合わせて頂きました。標高700mある土地で作られた白ワインは甘みがあり、ジワ〜っと後から苦味を感じます。
イタリア半島にある世田谷区くらいの小さな国はクオリティを上げることしか戦略はありません。1000年以上の古いブドウの木で採れたワインは格別です🍷
今回は日本とサンマリノの融合とテーマにされていたので、日本酒とのペアリングも試す事ができました。日高見(宮城県石巻市平考酒造)はハムには少し甘いと感じましたが、八海山(新潟県南魚沼市 八回醸造)はキリッとした飲み口がサンマリノ・ハムと良く合います。
Drinks
ロゼ・スプマンテ・ブリュット Rose Spumante Brut
ビアンカーレ・デイ・サンマリノ2012 Biancale di San Marino
八海山 特別本醸造 Hakkaisan Tokubetsu Hon-Jozo
日高見 中取り純米大吟醸 Hitakami Nkadori Junmai-Daiginjo
サルメント2007 Sarmento
いよいよ、今年からサンマリノ共和国 国営ワインとハムの輸入がスタートするそうです。平和を愛する全ての方に、サンマリノのワインとハムを、ぜひお召し上がり頂きたいです😊 ご興味ある方はご紹介しますのでご連絡くださいね。
京王プラザホテルの井部さん、ウェスティンホテル東京 広東料理 龍天門 陳啓明総料理長、株式会社ヴィアン相談役の高梨さん、楽しくおしゃべりさせて頂き、ありがとうございました。