埼玉ベルエポック製菓調理専門学校さんの今年の卒業製作課題は「ラム肉」ということで、ラムバサダーとして授業をさせていただきました。
なぜラム肉が卒業製作の課題に選ばれたかというと・・・
日本では食べることの少ない肉ですが、アジアやヨーロッパでは豚肉よりポピュラー。外交の席や晩餐会では必ず提供される高級食材なのです。
今回は、2月に行われる製作発表に向けて、最初の講習会をお任せいただきました。
先生方とご相談し、まずはラム肉の特徴、ラムバサダーの作るメニュー、そしてマーケティングについて学ぶ内容で、MLA三橋さん、日本ハム米村さんの3人で役割分担しながらご説明しました。
100分授業でしたので、80ページのパワーポイントを作りましたが、こちらが話しているのを聞いているだけでは、卒業製作を作れないので、考える過程を学ぶ構成に。
考える過程とは
学ぶ→考える→アイディアを膨らませる→決める
と言う一連の頭の使い方を体験すること。
プレゼン終了後、各グループはどこでどんな料理を提供するのか、マーケティングについても考えながら、メニューを考案して発表しました。
神楽坂のお寿司屋さんでは、炙ったラム肉に酢飯と野菜、薬味に大葉やネギを合わせたつきだし。
大宮の大衆食堂ではラム肉焼きそば、
丸の内のお洒落なレストランではショルダーのローストと野菜の盛り合わせ、
新宿2丁目サラリーマンの夜飯はビールに合わせて2種類のラム寿司。そぼろにしたラムをライスペーパーで包むアイデアが斬新!
作られるメニューは、お客様のターゲットに合わせて、どれも個性的でとても美味しそうでした。
卒業後、飲食店などで実際にラム肉料理を作ってくれると嬉しいな♪