3年に一度の芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016市民プロジェクト」の企画で「第1回さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト」が開催され、審査員をさせて頂きました。
さいたまヨーロッパ野菜研究会の北会長や、トキタ種苗さま、関東食糧さま、キューピーさま、野菜ソムリエの牧野さん、清成さんとご一緒にさいたま市長が表彰する選手を選ぶお役目です。
開会式の後、調理過程は質問したりしながら、和やかにスタート。
1時間後、デザート部門で試食をして審査に入りました。
今回デザート部門で優勝したのがこの写真のディアボラ浦和店阿部 正和さん「ビーツを纏ったチョッコラータ」。芸術的なお皿の中に「さいたまヨーロッパ野菜」ビーツの土臭さと、チョコレートの甘さが程よくマッチしていて、素晴らしい作品。
デザートでビーツを使うなんて、チャレンジングとお思いの方は多いと思いますが、チョコレートにはゴボウを合わせることもあり、とても相性が良いのです。そして、赤い情熱的な色はデザートで使うとあまりの美味しさに、審査員3人で目を合わせて笑顔に!
単なる料理コンテストとは違い、生産者さんの想いが、しっかりシェフに届いていることをお皿で実感
シェフがどうしてこの野菜を選んだのか等、直接お話しを聞いたりすることもできて、素晴らしい機会でした。
また、今回審査させて頂いた選手のレストランは、浦和のお店が多く、一生懸命にお料理を作っている若いシェフと会うことができて本当に良かったです。これから順番に訪問してみたいと思います。
行政が冠のコンテストが少ないなか、さいたま市長が表彰式へいらっしゃいました。当日夜のNHK18:45のニュースで放送されたそうです! 今週12/6火曜日はテレ玉でも紹介されるそうで、こちらも楽しみです。
◯グランプリ(市長賞)
加熱部門 光永 大介さん(埼玉ロイヤルゴルフクラブ)
非加熱部門 及川 優二さん(ワイン食堂ZAN 浦和店)
デザート部門 阿部 正和さん(ディアボラ浦和店)
◯準グランプリ
加熱部門 新井 悟さん(プライベートレストラン0760)
非加熱部門 加倉井 裕一さん(埼玉ベルエポック製菓調理専門学校)
デザート部門 大鹿 憂華さん(埼玉ベルエポック製菓調理専門学校)
◯優秀賞
加熱部門 古川 信さん(RISA! RISA!)
非加熱部門 下形 竜斗さん(Tre Biccieri)
デザート部門 庭野 満さん(ホテルブリランテ武蔵野)
◯キユーピー賞
加熱部門 小川 るかさん(埼玉ベルエポック製菓調理専門学校)
非加熱部門 川原 剛さん(キャメロットヒルズ)
デザート部門 島津 雅宏さん(ラ・ヴォワール)
惜しくも受賞を逃した皆さんを含め、非常にレベルが高く、これからが本当に楽しみな料理人さんと出会うことができました。ありがとうございました。