とある研修会で、飲食店や病院などのお客さまから、厨房機器の買い替えについて相談されたら、どう答えれば良いですか?
と質問されました。
その方の営業先は新規物件ではない事が多く、
・お客さまがお使いの厨房機器が故障したり
・人手が足りなくて、何か設備を導入して省力化ができないか?
とお考えの時が多いそうなのです。
そんな時は…お客さまがお使いの厨房機器メーカー、型式を確認して、その会社へ連絡しましょう。
日本の総合厨房メーカーはホシザキ、タニコー、マルゼン、フジマック、北沢産業、福島工業、中西製作所、AiHO、ニチワ電機、日本調理機などがあります。
こちらのメーカーの「ロゴマーク」シールが貼ってあれば、コールセンターにまずは電話。
型番と症状、使用年数をお伝えし、メンテナンス費用や、修理対応可能日を確認しましょう。
症状や、使用年数によっては最新機器に買い換えた方がお得と言われる事があります。厨房機器は数十万円の修理費がかかることもありますので、急に故障して困らないように、日頃から定期メンテナンス契約をされた方が安心です。
今使っているメーカーの対応が悪く、他のメーカーにも聞いてみたいと思われるなら、
下記の同じ厨房機器を扱っている単品メーカーに聞いてみましょう。
コンロやフライヤー、スチームコンベクションオーブンなどの加熱機器(国産)なら、コメットカトウ、オザキ
グラス洗浄器、食器洗浄器なら、ウィンターハルター、日本洗浄機、エピック(MEIKO)、ホバート
業務用の棚やビュッフェ備品はエレクター
板金、自動調理システムなら三栄コーポレーションリミテッド
換気システムならHALTONです。
各社には得意分野がありますので、WEBサイトで納入事例を確認して
小さな飲食店、ホテル等の大型案件、病院・福祉施設
学校給食や官庁関係の案件を得意とするのか等、
各社の得手不得手を理解し、お客さまのニーズにマッチングしているのかを見極める必要があります。
また、会社の本拠地・営業所・工場の所在地等が近くにあれば、親身に対応してくれる可能性が高くなりますが、拠点が遠い厨房機器メーカーに依頼すると、なかなかメンテナンスに来てもらえないという事もあります。
良いパートナーが見つかって、ユーザー様とメーカー様が共にHappyになれると私も嬉しいです。