前職で、フランス料理文化センターのお仕事をしていた時、日仏、たくさんのフランス料理シェフとお会いしてセミナーをお聞きしたり、お店を訪問させて頂きました。
事務所で大沢晴美さんがよく言っていたのが、こんなあるある話です
「フランス料理は太ったシェフの方が美味しいわよ!
だって、料理をたくさん試作したり、休日は他のお店を見に行ったり、とにかく食べないと学べないもの。」
そう言われてみると…ドミニク・コルビシェフ、パッションシェフなど、皆さま、かなり立派なお腹周りです(笑)
もちろん、痩せていて、貴公子のような素敵なシェフで、お料理が抜群に美味しい方もたくさんいらっしゃいます。
ジル・トゥルナードシェフは、これぞイメージ通りのフレンチシェフという素敵な紳士で、先日、ジルさんの愛弟子、髙山英紀シェフが2回目のボキューズ・ドールへの切符を手にした事で注目が集まっています。
10月8日に行われた『第3回ひらまつ杯』決勝で優勝し、ボキューズ・ドール2019 国際料理コンクール日本代表に選ばれました。
また、フランス人シェフなら、ルグドゥノム・ブション・リヨネ神楽坂のボコさんもジルさんの愛弟子です。
15歳でルーアンにあるミシュラン2つ星レストラン「ジル」で見習生としてジル・トルナードさんに学んだ後、パリの星付きのお店も経験。
25歳で来日し、コルドンブルーで教職を得たのち、2000年にホテルソフィテル東京(上野)で総料理長に抜擢されます。
当時、とても美味しいフランス料理が食べられると評判になり、フランス料理シェフ達が、その技を盗みたいと思い、足繁く通ったそうです。
今でも、神楽坂のお店には伝統的なフランスビストロの料理と、笑顔の素敵なボコさんに会いに、多くのシェフが通っています。
11/15(水)にジル・トゥルナードシェフと、田代和久シェフ「ラ・ブランシュ」の料理セミナーがフランス料理文化センターで行われます。
30年来の友情を育むお二人から直接学べる貴重な機会なので、私も参加します。
東京ガス業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」で行われますので、ご興味のある方はぜひ。