人気スポットにある、下記レストランの共通するキーワードは?
Fratelli Paradiso
(表参道ヒルズ、フラテリ パラディソ)
http://fratelliparadiso.im-transit.co.jp/
Salt grill & tapas bar by Luke Mangan
( GINZA SIX、ソルトグリル アンド タパスバー バイ ルーク・マンガン)
https://ginza6.tokyo/shops/1221
THE APOLLO
(東急プラザ銀座、ザ アポロ)
South
(恵比寿ガーデンプレイス、サウス)
ZEALANDER
(新丸の内ビルディング、ジーランダー)
テレビや雑誌に何度も取り上げられている人気店なので、よくご存知の方もいらっしゃると思います。
とはいえ、ターゲット世代と違う年代の方々は「全く知らない」かもしれません。
実は、この5店舗は、2016年、2017年にニューオープンしたオセアニア地域「オーストラリア&ニュージーランド」のお店です。
オーストラリア料理といえば、日本人好みで新鮮な魚介類、オージービーフ・ラム肉、野菜をフレンチやアジアの新しい技術の融合で美しさを追求している料理です。
リーズナブルで個性的なワインと、カッコいい料理は、たちまち日本の30,40代のビジネスマンを虜にし、新しいビルができると、オーストラリア料理のレストランが入っていることが増えました。
オーストラリアの料理人の中でもアイコン的存在、和久田哲也氏の「Tetuya’s」の影響や、イタリアやギリシャなど、美食の街からのシェフの移民が多いこの地域は、食材の使い方が日本人の好みによく合うからかもしれません。
そんななか、人気の若いシェフがいると伺い、三軒茶屋から10分くらい下北沢方面へ歩いた所にある「salmon & traout」へ行ってきました。
辻調を出てすぐに渡豪し、「Tetuya’s」へ弟子入りした森枝幹シェフがこちらのオーナーシェフです。
salmon & traout
https://www.facebook.com/salmonandtrout2014/?locale2=ja_JP
080-4816-1831
たまたま彼と一緒に、シドニーで一緒に働いていたの友人Wさんと、さらに、246COMMONの仕掛け人K氏も一緒に楽しい会食をさせて頂きました。
カウンターテーブルと、4人がけテーブルの小さなお店ですが、お料理やお酒、食器のチョイスにサプライズがあり、美食家の女性達を虜にしているのが良くわかります。若い30代の3人がテンポよく仕事をしている様子も間近で見ることができ、ライブキッチンのワクワク感がたまりません。
彼らの料理は日本からオーストラリアにかけて環太平洋地域の料理とも言える内容で、アジアの味と香りをヨーロッパの技法、和食の技で表現します。それは食材の持つポテンシャルを引き出すこと、組み合わせた時の味の変化を楽しむ事ができました。
最初の可愛らしいボールは、うに、カニ、フキノトウが入っていて、一口目から感じるフキノトウの香りに、ジワーと後から感じるウニの食感が絶妙です。
続いて、根セロリ、大きなシラスは、アートみたいにおしゃれな一品。
料理に合わせたお酒は焼酎、日本酒、ワイン、などなど。
お料理と両方を口に含んだ時、料理の味、香りを引き立てるようなチョイス。
多分それぞれを別々に味わっても、美味しいと感じない。この見事なバランス。
料理、お酒の組み合わせ技に感動です。
美味しくて、カウンター越しの会話がどんどん弾みます。
デザートまで、意外性のある食材ばかり
海外へ行ったり、日本の生産者さんを訪ねたり、
個性的で、探究心の強い3人組が作り出すお店の雰囲気も気に入りました。
写真も合わせてご紹介していますので、facebookもご覧ください。