日仏交流160周年記念「ガストロノミーの祭典」(フランスレストラン文化振興協会)に参加してきました。
テーマ「輪になろう全てのコンクール!」フランス料理をテーマとした12のコンクール、22の食文化関連団体が融合し、各大会で優勝されたシェフや、サーヴィス(メートル・ドテル)の皆さんが集結。旬の食材を使い、料理の中に作り手の考えを表現できるフランス料理は、日本人が最も得意とする繊細さや、表現力を発揮することができ、本場のフランス人シェフからも高い評価を得ています。フランスからも著名なシェフが多数来日し、日仏の料理業界を牽引されている素晴らしい皆さまにお会いできました。
今回は各ブースでコンクール入賞者から説明を聞きながら、彼らのコンクールで実際に提供されたお料理を少しずつ食べることができました。
そして、最も旬な話題、先週行われたRED U-35で優勝された糸井シェフと、ゆっくりお話することができました。ボキューズドール2019ファイナルに挑戦する高山シェフの右腕です。
RED U-35「新時代の若き才能を発掘する、日本最大級の料理人コンペティション」
ボキューズドールに挑戦する髙山英紀シェフ共にボロボロになるまで戦い、世界で戦っているからだと思います。はっきりと将来を見据え、自分の果たすべき役割を語る糸井シェフは、26歳とは思えない将来有望な料理人さんでした。
優勝したシェフが育てると、優秀なシェフになるとは限りませんが、優秀な師匠がいるホテル、レストランは、勉強熱心な若手料理人が集まりますので、お料理のクオリティがとても高くなるのは確かだと思います。
だからやっぱり、お店にも行ってみたい~!!!
皆さんも食べてみたいですよね。
ということで、各コンクールの優勝者、ファイナリストをご紹介します。
◾️ボキューズ・ドール国際料理コンクール
2018年アジア予選優勝者 髙山英紀(メゾン・ド・タカ芦屋)
2019年世界大会ファイナリスト
◾️プロスペール・モンタニエ世界料理コンクール
2018年世界大会
準優勝 工藤雅克(ディズニーアンバサダーホテル)
◾️メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯” (フランスで開催される「プロスペール・モンタニエ世界料理コンクール」への出場権が得られる。)
2018年国内大会
西日本1位 林啓一郎(プレスキル)
東日本1位 福田耕平(明治記念館調理室)
◾️ル・テタンジェ国際料理賞コンクール
2018年優勝者 関谷健一郎(ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション)
◾️アンドレ・ルコント杯洋菓子コンクール
2018年優勝者 本澤聡(アニバーサリー)
◾️フレール・エーベラン杯コンクール(シェフ・ソムリエ・メーテルドテルのチーム戦)
2018年準優勝チーム ルヴェ・ソン・ヴェール
◾️サンペレグリノ ヤングシェフコンクール(30歳以下)
2018年世界大会優勝者 藤尾康浩(ラシーム大阪)
◾️プロスペール・モンタニェ
フランス料理最優秀見習料理人選抜コンクール(25歳以下)
増田 美香(ホテル椿山荘東京)
常に世界のトレンドをチェックし、フランス料理の技を磨き続けている努力家ばかりです。フランス料理スペシャリスト審査員からのNO.1の評価が与えられている彼らのフランス料理は、読者の皆様に、きっとご満足いただけると思います。
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