畑では3月に蒔いた種が成長して、立派な野菜に育ってきました。この季節に収穫できるものは、小松菜、水菜、ルッコラ、青梗菜、ミニ根菜類(人参など)、赤カブ、カブ、大根、きゅうり、ズッキーニ、スティッキオ、コールラビ、ビーツ、スイスチャード、パクチー、ピーマン等たくさんです。
私は野菜や果実が大好きで、毎日欠かさないようにしていますが、野菜を摂取しなければならない理由を、日本人の多くが理解していない事が、とても気になっています。
厚生労働省が日本人の野菜摂取量を350g /日以上を目安としている*のにも関わらず、国民健康・栄養調査では、2003年から2017年まで、一度もこの目標値に到達せずに、ほぼ横ばい。ちなみに、最新データ2017年は288.2gでした。
*厚生労働省ホームページよりhttps://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b1.html
人間は生きるために呼吸して「酸素」を取り込み、糖や脂肪と反応させることで、細胞が機能し続けるために必要な化学エネルギーを作っています。化学反応というものは、100%完璧な反応はなくて、その複雑で神秘的な反応過程の中で、体内の様々な器官、細胞にも影響を与えます。例えば、細胞内のDNAが酸化的損傷を受けると、細胞が無制限に増殖を始めて癌になります。
このように、酸素を取り込むことから発生する「酸化的損傷」は、野菜や果物から得られる抗酸化分子が安全に反応して、体内への劇的な悪影響を防いでいます。体内で独自に作り出される抗酸化分子(強力な酵素など)もいくつかありますが、絶え間ない攻撃から身を守るためには、より多くの助けが必要になります。
野菜・果物の植物性食べ物が抗酸化物質の宝庫なのは、どうしてなのでしょうか。それは、地球上の生物の中で、酸化的ストレスが最も大きいのが、光合成を行なっている緑色植物の葉だからです。太陽の光エネルギーを捉え、これを使って水分子を水素原子との酸素原子に分解し、糖を作っています。植物の葉やその他日光にさらされている部分には、抗酸化分子がぎっしり詰まっていて、高エネルギー反応によりDNAや、タンパク質が損傷を受けないように守っています。これを食べることで、人は抗酸化分子を体内に取り込むことができるのです。
植物に含まれる抗酸化物質の種類は、組織や植物ごとに特徴があります。βカロテン、黄色のルテインやゼアキサンチン、赤色のリコピン(トマトの色)などのカロテノイド色素があります。緑色のクロロフィル、そしてビタミンCやEも抗酸化物質です。この他に、炭素原子6個からなる環状構造を含む「フェノール化合物」が何千種類とあります。
抗酸化物質は、一般にそれぞれ特定の分子損傷に対して保護効果を持つか、あるいは別の特定の保護分子を再生するだけです。あらゆる損傷を全て防ぐことのできる分子は存在しません。1種類の抗酸化物質だけが異常に高濃度に存在すれば、かえってバランスが崩れて分子損傷を引き起こすため、植物抗酸化力の恩恵を最大限に受けるためには、2、3種類の主要化学成分を含む栄養剤(サプリなど)を飲んで安心するのではなく、多種多様な果実・野菜を食べることを心がけると、健康的に毎日を過ごすことができます。
野菜&果実のスムージーでしたら、手軽にたくさん食べられます。
下記日程、銀座NAGANOにて真空ミキサーのセミナー&体験会を行います。お誘い合わせの上、お気軽にいらしてくださいね。お待ちしております!
開催日:2019年06月14日(金)
セミナー時間(有料):12:00~13:30
体験会時間(無料):15:00~16:30
場所:銀座NAGANO イベントスペース
東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル 2F
セミナー定員:25名(申込先着順)
参加費:2,000円(ランチ、スムージー付)
申込:テスコム電機株式会社 商品戦略部
TEL:03-5719-2094