疫病が流行るのは大きく時代が変わる時だそうです。お店作りも大きく変わりそうと感じた今年の厨房設備機器展。紹介されていた最新の厨房機器やIT技術を使って妄想をしてみました。
まず席の案内は配膳ロボットに任せます。その場の雰囲気が明るくなる可愛らしいペンギン型ロボットで、お子さんにも大人気。
「配膳ロボット」協栄産業・ホシザキ 250万円
床に貼った反射板を読み取る番地走行方式で、受付案内、オーダー取り、エンターテイメントができるので話題になりそう。
着席してもらったら、ポケットオシボリを提供。おしぼり冷温庫「REION」は黒と白の2色、サイズも2種類でおしゃれな内装の場所でも違和感がありません。来客された方に手洗いを促すのは難しいから、VB(ウィルスブロック)機能がついているオシボリを選ばなくちゃ。従業員の感染予防にもなります。
FSX おしぼり冷温庫「REION」
朝食は欧州バターを使った香り豊かなクロワッサンと、野菜スムージー。消音カバーの付いたブレンダーは有名チェーン店で使われているパワーの強いハミルトンビーチです。新鮮で美味しい野菜とフルーツを仕入れて、毎日オリジナルスムージを作りたいな。
エクリプスブレンダー(HBH755) 265,000円 トランスゲイト
「Bake up 40gクロワッサン10個」648円 ダイニングプラス
コーヒーマシンはネスプレッソが美味しくて便利です。パークハイアット東京や、ハレクラニ沖縄で使われていたのは、このマシン。
宅急便の荷物受け取りや、オフィスビルの別フロアへドリンク配達の依頼が来れば、香港製ロボット「RICE」(アスラテック株式会社)に任せます。午前中の仕込み時間、一人分の人件費が浮くと、ずいぶん助かります。
そうそう、HACCPは6月から制度化されるから、自動で報告書が作れるようにシステム管理します。データをWEBで閲覧でき、異常時にメールでお知らせするHACCPシステムは助かります。
ランチは麺類を日替わりで用意したいな。日本洗浄機さんの「冷凍麺解凍調理機」は25秒で麺が完成。スープ、チャーシューなどの具材は日本食研から仕入れれば、素人でも美味しいラーメン、うどん、蕎麦、パスタが作れるからすごい。
ランチやディナーの混雑時にテイクアウト販売が殺到したら、事前予約制にして、冷蔵コールドロッカーからQRコードで受け取ってもらいます。対面しなくても商品を渡せるので便利。こちらもフクシマガリレイの新商品。スシローで使われています。
ガリレイグループMILAB(ミラボ)では、新技術を紹介しています。
ミニデッキオーブンは冷凍pizazzや、クロワッサン、スポンジケーキも焼けるから便利。外国製?と思うほど、オシャレでした。
食器はガラス製を使うと、うっかり割ったアルバイトがショックで辞めてしまうそうなので樹脂製を選びます。SDGs対応、高級感に驚いたこのブランドが欲しいな。
ストローはもちろん紙製品を選ばなくちゃ。
オランダ製ペーパーストロー「ハローストロー」 2500円/500本
これから暑くなるから、ソフトクリームも食べたい!日本一のジェラート職人から習えるエフエムアイさんのセミナーはオススメ。
ディナー主食のご飯は時間に合わせて炊飯器で炊くのが一番ですが、レトルトパック「大麦と玄米のごはん」も用意しておけば、こだわり派のお客様にも対応しやすい。メインディッシュはオージーラムと季節の野菜をチャーブロイラーで焼き目を付けて、ピンクソルトと、スパイスで仕上げます。焼き色は美味しさをアップ!
チャーブロイラ(CRH-3) 285,000円 コメットカトウ
「大麦と玄米のごはん」250円 讃岐はだか麦本舗(高畑精麦)
食器洗浄器はケチらない方がいい。専属のスタッフを配置しなくても良いホシザキの省力化商品は、下膳した人がラックに食器をセットするだけで、洗浄から収納まで自動です。
タニコーさんが神保シェフと作ったキッチンは、どこに鍋を置いても加熱できるIHコンロ。清掃性も優れていて、美しさが際立っていました。こんなオーダーメイドキッチンは料理人の憧れです。
ランプウォーマーはTVドラマ「グランメゾン東京」タイジ製品を選べば美しさと性能、間違いなし!