コロナによって、新たな潮流が生まれてます。
今回の企画は写真を見て感じる印象を料理で味わうというもの。
料理でアートを表現することに重きを置き、食材の産地、生産者などの説明はありません。
表現したいのは「美味しさ」では無い「アート」だ。という20代料理人と、いや食べるという行為は美味しいが大前提、食材にもっと敬意を払うべきだという参加者。食事会が終わった後も長い時間、議論が続きました。
少々、やりすぎな感もありましたが、
料理に芸術性を求めていくと、究極はここ。
という姿を見せてもらいました。
『アートと料理』『芸術と料理』『体験と料理』
表現手法の幅の広がり方に
20代のチャレンジと感性に拍手でした。
イベントを横で眺めていて、
細かなところの改善は必要でしたが
参加者の反応や、主催者側の手応えを見ていると
写真家やアーティストとコラボするという手法はアリだと思いました。
美術館やイベント会場併設のレストランは、あまり芸術性の高い料理を出すことがありませんが、クックチルの手法を使えば、ケータリングで芸術性の高い料理を作ることができます。
厨房機器メーカーの営業さんとオンラインで話をしていたら、いわゆるゴーストレストランから冷凍庫、冷蔵庫の注文が増えているのだそうです。人は同じ料理ばかりだと飽きてしまうので、上手にお客さまを広げることで、飽きさせず、ビジネスを継続させているようです。
美術館、写真館を鑑賞したあと、自分の好きなアートで表現された料理を食べる。そんな素敵な体験が、数年後は当たり前に行われるだろうと予感できる企画でした。
今までに無い食事会です。
ご興味ある方は明日、27日も行われますので、下記からお申し込みください。お酒を飲みながら、私と一緒に見学も大歓迎です。
元料理王国 副編集長 江六前一郎さん主催の面白いフードイベントで、参加者も豪華な顔ぶれです。
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2020年8月27日(木)
各日19:30~22:00 12名
コース料理 7 皿 13000 円(税込)
場所:JINNAN HOUSE(渋谷駅、原宿駅から各徒歩8分)
東京都渋谷区神南1-2-5
予約:Peatixのサイトで受付中