10月9日、あいにくの雨模様にもかかわらず、ソーシャルディスタンスに配慮した区役所大会議室はほぼ満席。台東区の区報や、メディアへの告知をしていただいたおかげです。ありがとうございます!
京王プラザホテルで食品衛生を担当していた井部修さんと一緒に講師を努めました。2011年より、ホテル&ホスピタリティビジネス衛生管理実践研究会の代表幹事をされており、私もスタートからご一緒しています。今回は台東区の料理人さんや厨房で働かれている皆様を対象にセミナーをさせていただきました。
コロナ対策とはどこまで、何をすれば良いのが悩ましいのですが、2021年6月より食品衛生法の猶予期間が終わり、全ての飲食店に管理ファイルの沿った食品衛生管理の実行が求められています。この内容を従業員1人ひとりが、しっかり取り組まれているお店は食中毒やコロナ感染の確率が下がります。
しかし、たった1人の不注意が、職場全体の感染リスクを上げてしまうのは、ノロでも、コロナでも同じことで、上から言われたからやるのではなく、理由まで理解してルールを徹底することが大事です。笑顔で出来なかったことを見つけて、全員ができるまで頑張りましょうと言いながら、こんなお話しました。9月末で、井部修さんが69歳でホテルを無事にご卒業されたので、忙しい保健所の皆様に代わり、講師をしてくださいます。石川はプレゼン資料の作成や、マネジメントを頼まれましたので、お気軽にお声がけください。
<目的>
•参加者がwithコロナ時代の観光業等の変化を十分に理解し、その対応策として今何をすべきなのかを把握し活用できるようにする。 •安全な観光地として観光客が再び安心して訪れることができるよう旅行環境を整備し、観光消費額の増加(地域経済の回復)につなげる。
- 今後withコロナ時代の飲食店(厨房・料理人)に求められる、衛生管理方法について、講師の意見や実践例の紹介
- 東京都や各種業界団体の衛生基準(ガイドライン)の解説
- 食品衛生管理ファイル(HACCP制度化)の解説
- Google Forms(グーグルフォーム)を利用した参加者からの意見や質問に対する回答
Go Toトラベルがスタートして、宿泊客が戻ってきています。9月の連休は満室になったという声もチラホラ聞いております。
しかし、観光施設の「きれいな施設・美味しい食事・おもてなし行動」は 新たな生活様式で観光客が優先する選択肢が変わり、衛生管理に重きが置かれるようになりました。タブレットで順番待ちを受付。対面接客は極力避け、ブッフェはアクリルパネル付き、シェフがテーブルまで運んでくるのです。