初日2/15の東京都 新規陽性者数は15,525 人
しかし、新型コロナウイルスは正く恐れて対策し、次のアクションをしなければ、いつまでたっても出口を見つけることはできません。この状況で来場される方は、ピンチをチャンスに変えようと前向きな方が多く、例年より来場者数は少ないものの、手応えを感じています。
今年度、立教大学長期インターンシップと川村学園女子大学産学連携プロジェクトでグリーンカルチャー株式会社の皆さまに大変お世話になりました。
植物肉「グリーンミート」はホシザキブース岩渕シェフと、フクシマガリレイブースで実演を行った山下春幸シェフがメニューに加えてくださいました。学生と一緒に提案し、プレゼンをして、それを形にしていただいたこと。そして「グリーンカルチャー」ブースで試食配布のお手伝いしていたら「ホシザキブースで試食が美味しかったので、来てみました!」「山下シェフのハンバーグについてお聞きしたら、こちらだと伺ったので来ました!」とお客様が何人もブースへ来て嬉しいコメントを聞かせてくれました。
学校の勉強とは違って、仕事は教えられた通りに上手くいく事の方が少ないものです。しかし、コロナで不安定な社会状況でも、与えられた課題を頑張ってみると、学生でも人の役に立つことがあり、その話は人伝に広がっていくということを体験してもらうことができました。学生と一緒に現場担当の私も、貴重な経験をさせていただきました。関係者の皆さまには改めて御礼を申し上げます。
今朝はフクシマガリレイ 代表取締役社長 福島 裕さんにお会いして、貴重なお話を伺いました。王先生が立教大学で教鞭を取られていた頃の話です。福島さんと王先生は、次世代の教育について、新しい社会人大学を作ろうとされていたそうなのです。厨房業界の人たちも、この業界の知識や経験だけではなく、幅広く食や観光業界のことを知らなければならない。その教育がとても大切だとお話をされていました。
今回、インターンシップで粟村さんがお話を伺い、まさに大学で学んでいる理論と、実際に起こっていることを結びつける勉強をしています。
そして、丹治先生から学んだことと、私が仕事をしている生産者、飲食店、ホテル、料理人、厨房機器メーカーの立場の違いでどのようなことを考えて、ビジネスをしているのかを、直接お話を伺いながら、学びを深めることができました。
福島社長や、王先生が理想とされていた教育は、10年経って実際の教育現場にも落とし込まれていて、理想的な形になっていると感じています。粟村さんは560時間のインターンシップの中で、フードビジネス・観光業界でご活躍の100名とお話をさせていただきました。多くは代表取締役社長・会長など、役員のお名刺を持っている方です。この経験が将来、大きな花を咲かせますように、これからも一緒に応援していただけたら嬉しいです。