- はじめに
農泊とは、農山漁村に宿泊し、滞在中に地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことです。びえい農泊 DX推進協議会が事業化を目指す「農泊」の狙いは、農業が作るパッチワークの美しい丘の景色地域資源を活用し、宿泊、飲食、農業体験プログラムなど、観光コンテンツを提供すること。また、韓国、台湾などからのインバウンド客が多く、200万人をこえる観光客のほとんどが、通過型観光が課題となっている美瑛町の観光客に、長時間の滞在と消費を促すことにより、農山漁村における「しごと」を作り出し、持続的な収益を確保して地域に雇用を生み出すとともに、美瑛町への移住・定住も見据えた関係人口の創出を目指しています。国内では、令和5年度までに計656の農泊地域があり、美瑛町では2件目の農泊事業です。びえい農泊 DX推進協議会は、農林水産省から令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)事業で補助金を頂き、事業を行っています。
弊社はびえい農泊 DX推進協議会の中核企業4社(ファームズ千代田、BTS、ジョルテ、FFC)のうちの1社で、ソフト事業を担当しています。
今年の春から、木村大樹(バリスタ・パティシエ)は株式会社FOOD FIELD CREATIVE社員として、本事業で新しいビジネスモデルを構築し、美瑛で仕事をスタートさせました。
- コンセプト
観光客や移住者など、東京等から高いスキルを持った人が集まる「美瑛」という場所で、移住希望者、独立開業希望者を、料理人、バリスタ、パティシエ、ガイド、宿泊施設運営担当として雇用し、教育しながら彼らのスキルを高め、美瑛生産者の営みを尊重しながら、交流・コミュニケーションの場を提供します。
料理、スイーツやドリンクは80%以上を美瑛産、北海道産でメニュー開発をしています。
また農業者の土づくり、種まき、育苗、収穫などの営みを紹介し、サスティナブルツーリズムとして、学びながら観光を楽しんでいただけるようなお手伝いしています。
- 目標
季節により違った姿を見せる美瑛の食材、自然の魅力を伝え、地域の方々や観光客の人が集まる第3の場所(サードプレイス)を形成すると同時に、20代の若者の夢が実現できるよう、人材育成を行う。
- 事業形態
美瑛⽩樺の森のカフェタイム(農園珈琲、収穫体験、農園ガイド)<毎週金曜日>
美瑛の美しい白樺の森を散策や、収穫体験などで、自然を感じながら、バリスタ木村大樹がコーヒーを淹れ、美瑛産の食材を使用したスイーツや軽食を提供します。非日常を体験するとともに、北海道の農業の営みを学び観光客と地域の方々の交流を図ることを目的としたプログラムです。
農園珈琲の概要 2時間程度、場所:菜摘実の里、金額:4,500円 (農業体験・ガイド込)
体験スケジュール [午前中の場合]
10:30 現地集合 (旭川空港・JR美瑛駅から送迎可)
10:40〜 散策、収穫体験
11:10〜 珈琲、スイーツ、軽食
12:00 プログラム終了(ご希望の宿泊先、美瑛駅、旭川空港まで送迎)
- シェアキッチン営業
木村大樹 カフェ「Cafe Tree Seeds」
美瑛で焙煎した美味しいコーヒーとパフェ、美瑛小麦の焼き菓子を提供しています。あなたのサードプレイスになれば嬉しいです。(不定期 月 14:00〜18:00)
詳細・営業日は下記インスタグラムをご確認ください。
https://www.instagram.com/daiki_c0ffee
鄭大羽(チョン・テウ)間借り食堂
美瑛産食材を使った発酵料理、美瑛小麦のピザやパスタ、韓国料理など、日替わりで様々なメニューをご提供。(不定期 木・金18:00~21:00) 鄭大羽(料理人)は美瑛町地域おこし協力隊として活動中で、2022年CHEF1グランプリ関東ブロック優勝、弊社施設を活用しながら料理監修などを行っています。
詳細・営業日は下記インスタグラムをご確認ください。
https://www.instagram.com/sim_modernkorean
- イベント出展 <不定期・日曜日>
リアンファーム(ハーブ農家・西神楽)で毎月第一日曜日に開催される「オープンファーム」出店
2024年8月24日美瑛「どかんと農業まつり」への出展等
- 菓子製造販売(製造場所:菜摘実の里)<毎週木曜日>
美瑛小麦の焼き菓子を菜摘実の里で製造し、ペンション等で販売します。8月下旬〜
- 告知、お問い合わせ、予約方法
・旅行サイト:「旅プラスワン」 プラン名:美瑛白樺の森のカフェタイム
https://www.tabione.com/hokkaido
・カフェ事業、農園珈琲、ガイド等 木村大樹インスタグラム:@daiki_C0ffee