色合いの異なる作物の畑が、まるでパッチワークのように連なる美瑛の丘は、観光名所として有名です。
これは「四輪作」という農法で、畑の健康と良い農作物を作るため「じゃがいも・豆・ビート・小麦」4種の作物を育てているからです。
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/season/biei-wheat-fields
ポテトチップスの原料になる「じゃがいも」は白い花が咲き、砂糖の原料「ビート」の葉は濃い緑です。やや薄い緑色は豆で、美瑛ではボランティアで無添加の手作り味噌を作り、給食に提供されています。黄金色に輝く秋蒔き小麦は「きたほなみ」と「ゆめちから」、春蒔き小麦は食パン用「春よ恋」です。薄い緑色から徐々に黄金色に変わります。
また、美瑛のトマトは北海道内で生産量が第2位。真っ赤な大玉トマトが採れます。
さらに、ブロッコリー、とうもろこし、きゅうり、ナス、パプリカ、メロン、スイカなど、夏野菜がたくさん採れます。
そんな美味しい野菜と羊肉を一緒に焼いて食べるのが、北海道の郷土料理「ジンギスカン」です。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/jingisukan_hokkaido.html
兜の形をした鍋にタレ付きの羊肉を乗せ、野菜を重ねて焼きます。すると、羊肉の旨みが野菜に染み込んで、さらに美味しくなります。最近、北海道では厚切りの肩ロースが人気です。肩ロースの薄切りや、サーロイン、ショルダーと食べ比べてみたのですが、断然、厚切り肩ロースが食感もよく、オススメです!
現在、ジンギスカンのタレで有名なソラチさんにご協力いただき、美瑛ジンギスカンの「味付きジンギスカン」パックを開発中です。美瑛の野菜がおいしく食べられることをコンセプトにしていて、農泊で宿泊してくださる皆さまに、郷土料理のジンギスカンで、美瑛野菜を楽しんでいただきたいと考えています。
10/13(日)11:00〜15:00 ふれあい館ラヴニール前の広場で、美瑛ジンギスカンフェスティバルを開催予定です。詳細は改めてご連絡します。遊びにいらしてくださいね。
今回はオージーラムを使ったジンギスカンですが、ファームズ千代田には、可愛い羊たちが放牧されている姿を見ることができます。牧場にも遊びに来てください!
お盆の美瑛は、家族や友人と屋根付きの車庫で、楽しそうにジンギスカンや焼肉を食べている姿を見かけました。夜空には、満点の星空が見えます。ちょうどペルセウス座流星群の日に、低緯度オーロラが見えました。千代田の丘から眺める満点の星空は、天の川も輝いて、息をのむほど美しかったです。
「星のソムリエ」崎山さんが撮影した写真をいただきました。流れ星と、北極星の方向に赤いオーロラが写っています。