東京建物様が主催するSusHiTechTokyoのサイドイベントに参加してきました!


フードテックの分野で活躍されている方々が一堂に会する場となり、八重洲の「8go」で開催されたこのパーティーは、学び、共創、実装、そして発言の場として大いに盛り上がりました。

フードテックが生み出す未来
イベントでは、フードテックがもたらす新素材や、日本各地に眠る原石のような食材、さらには未来に豊かな価値を生み出すリジェネラティブな食材に焦点が当てられました。技術や理想だけでなく、美味しさ、ネットワーク、人々のストーリーを五感で体感できる場は、まさに次世代の食文化を象徴していました。

料理とペアリングのハイライト
この日のメニューには、15品の料理とそれに合わせたペアリングドリンクが登場。その一部をご紹介します。
- 規格外のタルト:食品ロス削減を目指し、見た目やサイズが規格外となった食材を活用。
- Isolaチーズのトリコロール:東京都八丈島のチーズと「くさや」を活かしたカラフルでクリエイティブな
- 徒歩5分のサラダ:八重洲から徒歩5分の植物工場で生産されたレタスを使用し、未来の地産地消を体現したサラダ。
- 未来のトマトパスタ:3Dプリンターなど、フードテック技術を駆使して開発されたパスタ。
- ゴミのスープ:食事会で提供された食材の残渣(タケノコの皮)などを有効活用し、持続可能性を考える一品に。
- ゼロウェイスト フィナンシェ:大阪ガスのLNG工場の冷熱を利用し、ブドウの種まで冷凍粉砕。プチプチとした食感で違和感なく、ぶどう全体を無駄なく活用した焼き菓子。


どの料理も独創的なネーミングとストーリーがあり、美味しさと驚きが詰まった体験となりました。ぜひ多くの方に味わっていただきたい内容です。
特別な出会いと未来への期待

ニューヨークで完全屋内型の農業を展開するOishiiiFarmの古賀大貴さんともお話する機会をいただきました。彼の手掛ける苺とトマトは10ドル以下で販売され、試食ではその美味しさに驚きました。都市農業やスマート農業が実現する未来は、確実に私たちの目の前に迫っています。今年、東京での実証試験も予定されているとのこと。日本のフードテックの新たなフェーズに大きな期待が寄せられます。

共に未来を創るネットワーク
今回のイベントを通じて、東京建物株式会社のロッキー沢田さんや、料理人の野田達也シェフといった、私自身も大学インターンシップや他のプロジェクトでご一緒している方々との交流がさらに深まりました。こうしたネットワークが、フードテックの発展や未来の食文化を支える大きな原動力になると感じます。

八重洲での一夜は、フードテックが生み出す可能性を肌で感じる貴重な機会でした。これからもこの分野の進化を追いながら、さらなる学びや挑戦を共有していきたいと思います。
