今年もフィリッポのキッチンカーが出店!
立教大学ホームカミングデーに、今年も石神井公園「フィリッポ」のキッチンカーが登場しました。どなたでもご参加いただけるイベントとして、多くの方にお立ち寄りいただきました。
日時: 2025年10月19日(日)10:00〜16:00
会場: 立教大学 池袋キャンパス(4号館前・鈴懸の道)
出店: 石神井公園「フィリッポ」キッチンカー
🍕 FUTURE GRAIN TABLE
米から未来を耕す食卓 GTALIA岩澤シェフからのメッセージ
小麦に代わる次の主役「米粉」は、気候変動や食料自給率の課題を解決し、
日本の農業と食卓を未来へつなぐ力を秘めています。
福島・楢葉町の米粉と、GTALIA岩澤シェフの技が出会い、イタリア伝統の“ピンサ”と融合。
一口ごとに「農」と「食」と「未来」がつながる3皿をお楽しみいただきました。

1. 米粉のマルゲリータ ― 20年後も焼き続けるために ―(500円)
イタリア伝統のマルゲリータを、福島・楢葉町産の米粉で再構築。
外はカリッと、中はもっちりの“ピンサ”ならではの食感に、練馬のトマトと国産モッツァレラ、バジルが香ります。
「米を主役にしたピッツァ」という新しい挑戦は、輸入依存を越えて食料自給を支える一歩です。

2. 産地サツマイモのクワトロフォルマッジョと蜂蜜 ― 土と風土を味わう一枚 ―(600円)
福島の米粉で焼き上げた生地に、4種のチーズと楢葉町産サツマイモをのせ、仕上げに天然蜂蜜をとろりとかけた一枚。
サツマイモの甘みとチーズのコクが調和し、土地の恵みを丸ごと味わう贅沢なピッツァです。

3. AIオートクッカーの煮込みと米粉パン ― テクノロジーが拓く食の新境地 ―(600円)
パナソニックの最新AIオートクッカー技術を活用し、火加減や煮込み時間を自動で最適化。
「職人のいない場所で職人の味を再現する」ことを目指すこの調理技術が、郷土料理を次世代へとつなぎます。
旨味を引き出した煮込み料理と米粉パンのセットを、ぜひご賞味いただきました。

無添加ゆずジュース(300円)
フィリッポオリジナルの無添加ゆずジュース。
食後にさっぱりとした柑橘の香りをお楽しみいただきました。

✔ イベント成果&ディスカッションの場
- 米粉のピンサは 150枚以上売れ、たくさんの方々にご体験いただくことができました。
- また、 ロングテーブル・ジャパン(Long Table Japan) の 篠原さんにもご協力いただき、来場されたお客さまと「農/食/未来」というテーマで 社会課題についての対話/ディスカッション の場を設けることができました。
このような直接のやりとりを通じて、「食べる」ことがただ消費ではなく、思いや行動につながる社会型の体験としてご提供できたことを、私たちは大きな喜びと捉えています。

🌾 福島の米から、未来のピッツァを。
フードビジネスプロデューサー 石川 史子(立教大学理学部化学科93卒)からのメッセージ
立教大学理学部放射化学研究室の卒業生の多くが、今も福島の復興に関わっています。その一人である私は、福島県楢葉町の6次産業化アドバイザーとして「農と食を通じた支援」を続けています。
今回、ホームカミングデーにあわせて、
GTALIA岩澤シェフ × 福島・楢葉町RISKAKA廣田さん × 立教大学OB
による特別なコラボレーションが実現しました。
RISKAKAの米粉食パンは、ふっくら優しく力強い生地。岩澤シェフがその生地に“ピンサ”の技法を掛け合わせ、新しいピッツァを創り出しました。
食べることが、誰かを応援する力になる——この想いを、皆さまと共有できたことが何よりの成果です。
🍽️ Long Tableで語ろう、福島と未来のこと
立教大学ホームカミングデーの「福島未来ピッツァ Long Table」では、
“食べることが、誰かを応援する力になる”という想いに共感してくださる皆さまと、未来の食卓をテーマに語り合いました。
対話を通じて、私たち一人一人が食にまつわる問いを持ち、次の一歩を考えるきっかけになれたと感じています。
📍イベント概要まとめ
- 日時:2025年10月19日(日)10:00〜16:00
- 場所:立教大学池袋キャンパス 4号館前「鈴懸の道」
- 出店:「フィリッポ」(石神井公園)
- 主催協力:GTALIA岩澤シェフ、RISKAKA(福島県楢葉町)、ロングテーブル・ジャパン、FOOD FIELD CREATIVE
- メニュー例:
・練馬山口トマトのマルゲリータ 500円
・サツマイモのクワトロフォルマッジョと蜂蜜 600円
・ミネストローネと米粉パンのセット 600円
・無添加ゆずジュース 300円 - 成果:米粉のピンサ150枚以上販売&社会課題対話セッション実施
🌾未来を味わう、特別な一日へ。
キャンパスで、福島の風土とテクノロジーが融合した“未来のピッツァ”を体験いただきました。
食卓から未来を耕す、その第一歩にご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
これを機に、「農・食・未来」をテーマにした次のプロジェクトも、どうぞご注目ください。