ビーツはフランス語でBetterave(ベットラープ)。8月に種を撒いて、ようやく収穫ができるサイズになりました。赤い実の栄養素に含まれる一酸化窒素(NO)で血流が良くなり、美肌効果があると言われています。私が畑で育てているビーツはとても甘く、鮮度が良いのでそのままでも食べられます。サイコロ型に切って、サラダのトッピングにします。
畑に霜が降りる11月から2月頃が収穫期で、パリの市場ではくすんだ紫色の茹でたビーツが並びます。フランス人の平日の夕食は、簡単に3分でできる程度とはいえ、日本人の感覚としてはビックリ!
他に茹でた状態で売られている野菜は見当たらないので、フランス人は相当ビーツが好きなのかもしれません。
シェフのオススメは、皮ごとホイルで包みオーブンで焼く調理法。じゃがいものグリル焼きと同じ感じですが、赤い色が綺麗で食欲をそそります。
お好みですが、ピンク色のビーツスープはいかがでしょう?味は美味しいですが、色がジュースのような鮮やかなピンク色になりますよ。
また、女性に嬉しいのは葉の「鉄分」。カブや大根の葉のように、刻んでお味噌汁や、お浸しにしたり、軽く炒めて美味しくいただきましょう!