フランス料理のグランメゾンではおしぼりが出てきません。本場の雰囲気を大切にされている朝比奈シェフのお店は当然のように「おしぼり」がありませんでした。でも、銀座の高良シェフのお店は、ロゴ刺繍入りでフカフカのおしぼりがサービスされました。高級なフレンチに来るとそれだけで緊張しますが、温かいおしぼりにホッとしました。日本人はやっぱり、おしぼりが必要なのかもしれません。
また、食事の前の儀式とでもいうのでしょうか。化粧室で手を洗ってから席に着けば良いのですが、席についてから、おしぼりが出てきた方が、さぁ美味しいものを食べるよ!とスイッチが入ります。
そんな「おしぼり」はお店の格や、もてなす側の気持ちを表現する小道具として、進化していることをご存知でしょうか?
飲食店だけではなく、車のショールーム、高級化粧品のサロン、旅館やホテルのウェルカムドリンクと一緒に提供されることも増えました。
Googleは社員サービスとして、執務室におしぼりを置いているそうです。疲れたら冷たいおしぼりを首の後ろに当てたり、目の上に熱々のおしぼりをのせてリラックス。「あっ・ひらめいた!」なんてこともあるかもしれませんね。
私が気に入っているのは日本の森から生まれたアロマ「yuica」を使った香り付きおしぼりです。このyuica は立教大学理学部物理学科出身の稲本正さんが、開発した商品で、飛騨高山の木々から、精油を作っています。
森のおしぼりは4種類
・ニオイコブシの香り・クロモジの香り・ヒノキの香り・ヒメコマツの香り
お客さまが家にいらしたときに、まずこのおしぼりをお出しすると、みなさんとても驚かれます。お料理の準備をしている間、ちょっと手が話せないのですが、お茶とおしぼりをお出しするだけで、自然とお客さまが和んでくださり、会話が弾みます。どこで買えるの?なんて聞かれることも多く、そんな時には、
日本最大級のおしぼり通販サイト「イーシザイ・マーケット」をご紹介しています。
そして、飲食店やサロンを経営している方にはデザイン性や保温性などの機能性に優れた冷温庫REIONをオススメしています。
写真をご覧いただきたいのですが、今までにないカッコイイデザインの冷温庫なのです。オペレーション上、扉で隠さないで済む場所に置けるのはとても助かります。また、高効率で、安全性も高く、電熱線が表面に出ていないので、うっかり庫内を触って火傷するようなこともありません。
香りやデザインで、ワンランク上のおもてなしをしてみませんか?ちょっとした気遣いが嬉しいおしぼりのお話でした。
画像提供:FSX株式会社