コロナ以前から、器用に様々なことができるマルチタスクの料理人さんの間で、固定費のかかる飲食店を経営するより、共用の厨房を使った宅配やキッチンカーの移動販売など「脱店舗」を模索する動きがありました。さらに日本全国の生産者を訪ねながら、ポップアップレストランや、イベントをプロデュースして、集客、情報発信まで、サラリと器用にこなす人達もいます。。
素敵な友人・知人が多い人気者だから、一国一城の主人よりフリーランスで、旅をしながら仕事をする毎日の方が楽しい、と思う人が増えているからと思います。私も同類かもしれません(笑)
そんな新しい働き方をしている人の中で、ラムバサダーと一緒にオーストラリアへ行き、取材を担当していた元料理王国の副編集長江六前一郎さんが、キッチンカーのプロデュースを始めたと聞き、京橋エドグランのキッチンカー「おた飯」へ行ってきました。
日本全国の料理人とつながっている江六前さんの選んだお店のメニュー、美味しいに決まっていますからね。
まさに、コロナ時代の新しい飲食店の形。ご紹介しましょう!
都内はコロナの感染者が連日100名を超えています。感染には充分注意し、ラッシュ時を避けて、上野東京ラインで東京駅へ行きました。空いている電車に座って25分、快適です。
「京橋」は地下鉄の駅ですが、東京駅から徒歩10分くらい。都心部のオフィス街はゆったりとした気持ちの良い空間で、三密を避けて屋外での食事を楽しむことができました。
キッチンカー「おた飯」は6月15日から8月末まで期間限定、営業時間16:00~20:00の夜営業です。
さらに、メニューは全て有名レストランのお取り寄せ。
ここに来ればレストランの味を「お試し」こともできます!「おた飯」で気に入ったメニューがあったら、ぜひレストランへ行ってみましょう。
さらに、キッチンカーの商品はEC通販サイト「おいしかったらポチれ!」を略した「おいポチ」で購入することができて、至れり尽くせりです。
●メニュー
KYOBASHIライス 600円
ひつじカレー(東京「羊サンライズ」)300円
季節野菜のフリカッセ(徳島「ペルトナーレ」) 400円
鶏肉のローマ風煮込み(徳島「ペルトナーレ」) 500円
じっくり煮込んだスペアリブ(愛知「WAO!」) 500円
南米のフルーツカムカムを使った「カムカムソーダ」 400円
おた飯ちらし+マセドワーヌサラダ(小泉シェフ) 1200円
7月7日「おた飯」車中で調理や盛り付けを担当していたのは、小泉敦子シェフです。
彼女の勤めていた銀座の「ティエリー・マルクス」は、コロナの影響でお店がクローズしてしまいました。パリの二つ星シェフ、ティエリー・マルクス氏が監修するそのレストランを任されていた小泉シェフとお話しができるなんて、なんだか緊張してしまいましたが、とても気さくな方で、記念写真も一緒に撮らせていただきました。
小泉シェフの「マセドワーヌサラダ」のセットを頂きました。
フランスの家庭料理で、野菜を角切りに切り、自家製マヨネーズとマスタードで和えたサラダです。
彼女は旨味のアクセントとして、ドライフルーツやナッツを入れたそうです。確かに、食感が野菜と異なり、ほのかな酸味も加わって美味しかったです。一流フレンチの味がキッチンカーで味わえるなんて気軽なアペリティフ感覚です。小泉シェフも普段と違って、お客さまと話ができることを楽しんでいました。
小泉シェフは2日間限りのイベント登場でしたが、今後も「おた飯」にはいろんなゲストシェフが来るみたいですよ。気になる方は、江六前一郎さんのツイッター、noteをチェックしてくださいね。
「おた飯」キッチンカー(6~8月の期間限定)
場所:京橋エドグラン1F(東側広場:東京都中央区京橋2-2-1)
時間:16:00~20:00(平日)、土日祝は12:00~19:00の特別営業
※販売時間は変わる場合があります。
電話番号:なし
オンラインショップ おいしかったらポチれ!「おいポチ」
江六前一郎さん
元料理王国副編集長。
現在フリーで活動中。お仕事のご相談、お気軽にご連絡くださいとのことです。
詳しくはnote、Twitterでご確認ください。