1月末頃からfacebook上で「Clubhouse」のプロフィールをアップする人が増えましたね。「Clubhouse」に招待してください!という投稿を毎日見かけます。
「Clubhouse」は、コロナ禍による三密回避と、リアルに近い「密」な井戸端会議的の両方が実現できるので、ヒートアップしているように感じています。
ここ数日はYouTubeやインスタライブより影響力があるかもしれません。2/3(水)午前中11時頃のROOM “与沢翼さんに聞く「今クラブハウスをやるべき理由」”は3000人以上が聞いていました。
現時点のルールでは2名までの招待制、iOS限定という縛りがあるので、まだ体験していない方も多いと思いますが、ここ数日の様子は、facebookやInstagramのスタートの時と全く違うように感じます。
そこで、この新しいSNS「Clubhouse」はどのようなサービスなのか、私自身もまだ聞いているだけなのですが、体験した感想を少しご紹介したいと思います。
Clubhouseは米国発のSNSサービスで、スタートは2020年春。日本ではこの1週間でユーザーが急増しています。正式に日本版がローンチしたわけではないため、アプリのインターフェイスや規約などは全て英語。つまり、招待制であることと、英語が読めるリテラシーが求められるため、一部の人しか入ることができず、インフルエンサー達はこぞって、facebookに投稿してアピールしています。
私がどうやって「Clubhouse」に招待されたのか?ご説明します。
まずiOS端末でClubhouseのアプリをインストールし、起動。
外国人男性の横顔がアプリアイコンです。
アカウント登録の説明は英語ですが、簡単です。電話番号や名前、ユーザーネーム、アイコンを設定しておきます。
これでウェイトリスト(招待待ち)に登録されているので、しばらく待ちます。
私は2時間程度で、既にClubhouseを始めている友人がウェイトリストの私を見つけて、招待してくれました。
まだ登録して1週間も経っていませんが、1日に3、4回、緑色の警告の様な表示で、「inviteを消費せずに招待できるが、招待する?」と通知が来るようになりました。
私がiPhoneの連絡先アプリに登録してある電話番号の方が、Clubhouseをインストールしてアカウントを作ると、通知が来るようです。私のスマホには4000人くらいの電話番号があるので、ちょっと面倒と思う反面、懐かしいお名前を見つけることもあって、楽しいです。
でも招待する人は、厳選して選んだ方が良いと言われています。
それはプロフィールに、誰が誰を招待したのかという履歴が残ってしまうからです。もし、招待した人がルール違反をすると、招待した方も責任を問われる可能性があるようです。
Clubhouseの特徴として、自分を招待した人はプロフィール欄から誰でも見ることができ、それを辿ることができる。つまり、ルーツを探せるのです。いわば「この人を招待した責任」というのが明示されてしまいますし、その人の信頼性に関わります。ここ数日、とても有名な料理人さんや、編集者さんのお名前も待機している招待リストの中にありまして、躊躇しながらも、傍観していたら、いつの間にか入ってきていて、安堵しました。飲食業界の著名人はほぼClubhouseに入ってきているようです。
現時点ではサイバー(インターネット)環境でフォロワー数十万人以上いる超有名人や、芸能人がおしゃべりをしているので、セレブの話を盗み聞きしているような楽しさがあります。私の場合、家事をしている間など、テレビを付けっぱなしにしている感覚で、Clubhouseを聞いています。
正直、ラジオやテレビより面白くて、「Clubhouseに住んでいる」なんて話をしている著名人が出てきています。お風呂やトイレの時間以外はつけっぱなし?なんて思うほど、すごい熱狂ぶり。
スピーカーはオーディエンスが手を挙げると、引き上げてくれるで、突然有名人の会話の中に引き上げられていく一般人(と言っても、Twitterのフォロワーが30万人)の会話が始まったりして、偶然の出会いのワクワク感が楽しくて、つい2時間も聞き入ってしまいました。
コロナの影響でサイバー(インターネット)空間の滞在が長くなりましたが、facebookやInstagram、Twitterは静的です。一方、Clubhouseは声のSNSなので、とても賑やかで楽しく、そこで生活している。そこに生きているという実感が伴います。上場企業の社長、芸能人、モデル、有名YouTuberなど、多くの人たちが集まってきています。
無料のSNSですが、この場で影響力があると新商品サービスの発表に効果があると思いますので、外食チェーンの広報担当や、飲食店オーナーはぜひ。料理を作りながらでもおしゃべりできるので、Instagramより使いやすいと感じました。
スタートしたばかりのサービスのため、今後は機能追加や変更などが予想されます。本日時点のお話ということで、ご理解ください。この後、自分でROOMを開設してみますので、その時はお知らせします!