瀬戸内海の穏やかな海に浮かぶ島々を眺めながら、食事、滞在が楽しめる「ホテル 鷗風亭」。屋上には空と海を遮るものなく楽しめる露天風呂、客室には貸切風呂が付いた特別客室フロアもあり、どこを切り取ってみても「非日常」を味わうことができます。そんな「至福の時間」を提供している「鷗風亭」の専務取締役で、立教大学観光学部の卒業生でもある村上 達彦様にインタビューさせていただきました。
鷗風亭は平成9年にオープンして以来24年間、鞆の浦でおもてなしをしています。鞆の浦に訪れた観光客の宿泊のみならず、近場での日帰り旅行客や、ウエディング・顔合わせでの利用、ビズネスシーンでの利用など、様々なシーンに幅広く対応できるよう、定期的なリニューアルも行っているそうです。その1つが、開業20周年の節目の2016年に行った客室のリニューアルなのだそうです。今までは、一般的な旅館にあるような和室タイプで、団体旅行客向けだった客室を、海を望むジャグジー付きのスイートルームや、「瀬戸内和モダン」をテーマに和と洋が融合した、リゾート感を味わえるプレミアムフロアなど、個客向けに改装し、「鷗風亭」でしか味わえない新たな価値を生み出したそうです。
実際にリニューアルした客室を見せていただきましたが、どのお部屋もそれぞれ違う魅力がありました。例えば、貸し切り風呂付の客室でも、檜風呂のある和モダンなお部屋やアジアンテイストのお部屋など、何度も訪れたくなるような工夫がなされていました。
インタビューでは、コロナ禍の影響についてもお聞きしました。長く緊急事態宣言も発令されていましたが、8割以上は予約で埋まっていたそうです。その理由として、上部でも取り上げた客室のリニューアルが強みとなったとおっしゃっていました。ラグジュアリーなプライベート空間の客室が、「おこもり需要」と合致し、利用につながったそうです。
鷗風亭では、ファミリー・カップル・シニア・グループなど、幅広い旅行のニーズの変化に合わせた選択肢の提供を行えるよう、施設のリニューアルも含め、常に様々なことに挑戦しておられます。お客さまのニーズに対応しながら、地域らしさ・鷗風亭らしさといった独自の魅力を生み出している姿が印象に残りました。
村上達彦さんは学生時代に王先生の「外食産業論」授業を受けたことがあるそうで、お父様も立教大学ご出身とのこと。広島県でホテル、外食ビジネスなど、幅広く事業を展開されていているお話を伺い、感銘を受けました。
穏やかな瀬戸内の海とラグジュアリーな空間で「至福のひととき」を過ごしに「ホテル鷗風亭」に訪れてみませんか?その際は、ぜひこのブログを読まれたことや、王先生のお話をしてみてくださいね。
「ホテル 鷗風亭」
広島県福山市鞆町鞆136番地
084-982-1123
https://www.ofutei.com/